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芸術文化の分野で優れた業績をあげた個人や団体を顕彰する「岐阜県芸術文化顕彰・奨励」の表彰式を、3月19日、岐阜市内で行いました。
今年度の芸術文化顕彰は、小説家の朝井リョウさんら3名が受彰されました。
朝井さんはメッセージで、岐阜県の景色や方言を使ってデビュー作を書いたと振り返り、「そういう作品から始まった作家人生が、受彰に繋がったことをすごく感謝しています。」と喜びを語りました。
芸術文化奨励、演奏活動を通じて障がい者の社会参加に取り組む「恵那のまつり太鼓」や、チェリストとして海外や地元岐阜県で活躍する清水陽介さんら1つの団体と4名が受彰されました。
あいさつで古田知事は、「受彰された皆さんのおかげで、岐阜県の文化・芸術のレベルがますます高まっています。これからもご活躍いただくとともに、その技術を次の世代に引き継いでください。」と話しました。
この顕彰は昭和26年に創設され累計で288の個人と団体を、奨励は昭和49年から241の個人と団体をそれぞれ表彰しています。