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中高連携システム
特別支援教育推進実践ガイド(高等学校)
生徒の高校生活を支援するために
〜支援をつなぐ・新たな支援を始めるにあたって(支援手続きの流れ)〜
中学校から高等学校への移行をスムーズなものとするためには、中学校で作成していた「個別の教育支援計画」を高校へしっかりと引き継ぐことが重要になります。入試合格発表から入学後の早い段階で、「個別の教育支援計画」等の情報を引き継ぐ機会(中高ブリッジ会議等)を学校間で設定することがポイントになります。また、高校入学後、環境の変化によって支援の必要性が明らかになるケースも多くみられます。このような場合には、より早い段階での生徒理解と支援の必要性への気付き、対応が必要になります。そのためには、各担任が個別で対応するのではなく、学校が組織として対応することがポイントになります。
下図は、中学校から高校への引き継ぎと、高校で新たな支援を始めるまでの流れについて例を示したものです。情報の引き継ぎや「高校生活支援シート」を活用した「個別の教育支援計画」、「個別の指導計画」作成の流れを示していますので、各高校の生徒指導や教育相談等を中心とした校内組織において、参考としながら取組を進めてください。
- 高校生活支援シートの活用について※活用方法、様式等
- 個別の教育支援計画・個別の指導計画様式(高等学校用)様式例[Excelファイル/124KB]