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<11時40分から 岐阜市内で、岐阜県下経済三団体新春懇親会に出席>
毎年恒例の県内の経済三団体(岐阜県商工会議所連合会、岐阜県経営者協会、岐阜県経済同友会)関係の皆さんがお集まりになる新春懇親会にお招きいただきましたので、ご挨拶申し上げました。
企業の皆さんからは、エネルギー価格や原材料費の高騰が依然として続き経営を圧迫しているうえ、価格転嫁が十分にできず、賃上げにも苦慮しているお声も聞きます。また、直近(令和6年11月)の県内有効求人倍率が全国第4位の1.54と高止まりしており、人手不足が慢性化しています。本県としても、物価高騰対策支援や、賃上げに向けた機運醸成、人材不足解消に向けた取組を、引き続き、経済団体の皆さんと一緒に進めていきたいと思います。
<14時00分から 県庁で、「『清流の国ぎふ』文化祭2024」感謝状贈呈式に出席>
昨年10月から11月に開催した「清流の国ぎふ」文化祭2024は、県内全市町村において、330の多彩な文化プログラムを開催し、延べ280万人を超える方々に参加いただき、成功裏に終えることが出来ました。
本日は、県民運動や開会式、閉会式において、多大なるご貢献をいただいた方々に、お礼を申し上げ、感謝状をお渡ししました。今回の文化祭では、「まつりで終わんない」を掲げていましたが、皆さんの中に、文化祭の魂が脈々と生き続けていることを感じました。今回の成果を、皆さんと一緒に、しっかりと未来につないでいきたいと思います。ありがとうございました。
<11時00分から 岐阜市内で、第35回中日ぎふ体育顕彰贈呈式に出席>
第35回中日ぎふ体育顕彰贈呈式が開催され、お招きをいただきました。
中日ぎふ体育顕彰は、中日新聞社さんが、岐阜県民に最も感動を与えたスポーツ選手や指導者を顕彰するもので、本県を代表する「その年のトップアスリートの証」とも言える賞です。
今回は、8月に行われたパリ五輪で活躍された戸本一真選手と赤松諒一選手が受賞されました。誠におめでとうございます。
戸本選手は、総合馬術団体の一員として出場し、銅メダルを獲得されました。日本馬術界にとっては92年ぶりのメダル獲得、団体種目のメダル獲得は史上初となり、新しい歴史を作っていただきました。
赤松選手は、走高跳で5位に入り、日本選手としてこの種目で88年ぶりとなる入賞を果たしました。予選では自身のシーズンベスト記録を更新し、さらに決勝では自己ベストを更新するといった、五輪という大舞台での勝負強さをみせていただきました。
岐阜出身の戸本選手と赤松選手が活躍され、ともに歴史に名を刻む快挙をあげられたことは、本県のみならず日本中の人々に感動を届けてくれたと思います。これからも益々活躍されることを期待しています。頑張ってください。
<14時00分から 「THE GIFTS SHOP」で、パティスリー「TAKIMOTO」シェフパティシエの滝本真 氏が、障がいのある方々が手がけたアート作品を活用して完成させた「サブレショコラ」展の視察>
多様な作家のアートと本県在住のパティシエのコラボレーションで生まれた「サブレショコラ」のお披露目式に出席しました。
このサブレショコラは、各務原市にあるパティスリー「TAKIMOTO」で販売するサブレの表面にアート作品を転写したもので、ギフトパッケージにもアート作品が使われています。昨年度の「ボンボンショコラ」に続くコラボ商品となりますが、本商品はTHE GIFTS SHOPのほか、ジェイアール名古屋タカシマヤのバレンタインフェア(1月17日から)で2月14日(水曜日)まで販売されます。
現在、県教育文化財団内にある岐阜県障がい者芸術文化支援センター(TASCぎふ)が橋渡し役となり、障がいのある作家のアート作品を活用した新しいものづくりを進めていますが、素晴らしいコラボレーションになったと思います。
多くの皆さんに、アートの可能性や、その魅力を楽しみながら味わっていただければと思います。
<17時00分から 岐阜市内で、連合岐阜新春の集いに出席>
毎年1月に開催され、今回で36回目となる連合岐阜の「新春の集い」に出席しました。連合岐阜からは、雇用や地域の課題について幅広く県政への提言をいただいており、来年度に向けては、「雇用・労働」「地域医療・福祉」「教育」「ジェンダー平等」など7課題20項目にわたる政策提言をいただいています。適正な価格転嫁、賃上げ、人材確保など様々な課題への対応には、働く皆さんの状況を現場で直に感じておられる連合岐阜の皆さんのお力添えが不可欠であり、引き続き県政へのご理解とご協力をお願いしました。
<10時30分から 県庁で、日本労働組合総連合会岐阜県連合会(連合岐阜)からの「2025年度岐阜県への政策・制度要求と提言」に対し回答>
昨年(2024年)10月にいただいた、取引先との適正な価格転嫁、ジェンダー平等の職場づくり、災害時における医療体制、介護サービスの体制確保、避難所の安全確保、不登校対策など、7課題20項目にわたる政策提言に対して、回答をさせていただきました。
2024年は33年ぶりの高水準での賃上げが実現しており、県産業経済振興センターの調査では、昨年賃上げした県内企業は約8割にのぼっています。その一方で、物価高による原材料費の高騰が依然として続き、事業者にとっては厳しい経済情勢が続いています。引き続き、稼ぐ力の強化と円滑な価格転嫁に向けて、きめ細かく支援するとともに、これから本格化する来年度の予算編成において内容を検討させていただきたいと思います。
<14時30分から 第33回オリンピック競技大会(パリオリンピック)アーチェリー男子団体出場の斉藤史弥 選手が、花岡聖文 県アーチェリー協会理事長とともに、同大会8位入賞を報告。同選手に対し清流の国ぎふ栄誉賞を授与>
昨年(2024年)7月29日、パリオリンピックにおいて「アーチェリー男子団体」で8位に入賞した斎藤史弥選手が、その報告にお越しくださいました。
斎藤選手は、本県出身の20歳。県が実施している「清流の国ジュニアアスリート育成プロジェクト」キッズ第1期生に選考されたことが、アーチェリーとの出会いです。高校時代には、高校総体や国体(少年男子)で個人優勝するほか、2023年の世界選手権では日本代表として出場し、団体戦で3位となりました。パリ五輪を振り返り、斎藤選手からは、初めてのオリンピックならではの緊張感や雰囲気、入賞できて良かったことや、さらに上を目指していきたい意気込みを、お聞きしました。
私からは、お祝いを申し上げるとともに、その栄誉を称え、スポーツ等での活躍が顕著で、県の名声を高めた方にお贈りする「清流の国ぎふ栄誉賞」をお渡ししました。さらなる活躍を期待しています。頑張ってください。
<15時00分から 岐阜市内で、JAグループ新年互礼会に出席>
県内のJAグループの皆さんが新年の初めに集まって情報交換を行う互礼会にお招きいただき、挨拶をさせていただきました。JAグループの皆様方には、平素より本県の農業・農村の振興はもとより、昨年発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫措置では、JA岐阜厚生連の医療従事者の派遣や作業スタッフの手配など、ご協力いただきました。また、昨年は、皆さんと一緒になって、フランスなどでトップセールスを行い、岐阜県産食材の持つ大きな魅力をPRすることが出来ました。日頃からのご協力に感謝をお伝えするとともに、引き続き、本県の農業施策への更なるご理解とご協力をお願いしました。
<17時00分から 岐阜アパレル合同新年互礼会に出席>
岐阜アパレル業界の皆さんが集まる互礼会にお招きいただき、挨拶をさせていただきました。皆さま方には、本県の基幹産業の一つであるアパレル産業の歴史と伝統を守りつつ、新たなブランド価値の創出、市場の開拓にチャレンジされ、本県産業の活性化に努めていただいています。昨年、一昨年に、皆さんに仕立てていただいたスーツを着用して「ア・ミューズ岐阜」に参加しましたが、その品質の高さや仕立ての良さを、身をもって実感しています。今後も、岐阜アパレルの素晴らしい技術を継承しながら、岐阜のものづくりを大いに盛り上げていただきたいと思います。
<10時00分から 県庁で、令和7年仕事始め式に出席>
毎年恒例の仕事始め式に出席しました。昨年を振り返りますと、元日の能登半島地震からはじまり、様々な危機管理案件が続出。また、文化イヤーと同時に皇室イヤーでもあり、慌ただしい1年でありましたが、オール岐阜で危機管理を、また文化を作り上げてこられたと思います。私の任期も一か月を切りましたが、こうした共に取り組んでいくという無形の財産を大切としながら、最後の最後まで皆さんと一緒に汗をかいていきたいと思います。
<15時00分から 記者会見>
新年恒例ですが1年間の主な事業予定を紹介しつつ、今年の県政の展望などについて話をしました。今年の干支は「乙巳(きのと み)」ということで、次第に物事が良い方向にむかっていくという縁起の良い年とのことです。県政もそのような方向で進むことを期待しています。一方で、やるべきこと、課題は沢山あり、特に人口減少、少子高齢化については、新型コロナを経て加速しており、対策を更に強化していく必要があると思います。また、今年、本県は穏やかな新年を迎えることができましたが、全国を見ますと高病原性鳥インフルエンザが発生しているなど、危機管理についても油断なく進めていく必要があります。残り一か月、やるべき課題について、しっかりと議論を深めていきたいと思います。