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令和6年7月

7月31日(水曜)の公務報告

<12時35分~ 長良川国際会議場で、本田顕子 文部科学大臣政務官、水野正敏 県議会議長、川崎広幸 (公社)全国高等学校文化連盟会長、高橋宗彦 県高等学校文化連盟会長、柴橋正直 岐阜市長らとともに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下をお出迎え>

<13時40分~ 秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下御臨席の「清流の国ぎふ総文2024」総合開会式に出席>

<17時45分~ 岐阜メモリアルセンター前で、秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下の同パレード御覧に随従>

<18時55分~ 岐阜市内で、秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下に県勢概要を御説明>

<20時20分~ 吉田尚正 皇嗣職大夫とともに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下のお成りに関する記者会見>

 秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下の御臨席を仰ぎ「清流の国ぎふ総文2024」総合開会式を開催しました。本日(7月31日)から8月5日までの6日間、「文化部のインターハイ」として、県内15市町を舞台に活動の発表や展示、競技等が行われます。大会テーマ「集え青き春 漕ぎ出せ知の筏 水面煌めく清流の国へ」のもと、全国各地から約2万人の高校生をお迎えするとともに、リトアニア、ベトナム、韓国の高校生も招へいし、高校生による高校生のための芸術文化活動の祭典として開催します。生徒実行委員会では、皆さんにとって最高の思い出となるよう、プログラムの企画はもとより、おもてなし、国際交流などにも工夫を凝らしながら、周到に準備を進めてこられました。こうした取組みが実を結び、文化部活動への「愛」を深め、全国や世界の仲間とつながり、岐阜県の文化の魅力を全国、そして世界に伝える大会となることを期待しています。

 式典終了後には、岐阜メモリアルセンターの周辺道路を会場に行われたパレード御覧に随従しました。全国、海外から集まった50団体約1600人の高校生が、マーチングバンドの演奏に合わせて、バトントワリングやフラッグの演技を披露し、大会の華やかな幕開けとなりました。

マーチングバンドの演奏

7月24日(水曜)の公務報告

※以下、現地(ドイツ)時間

<10時45分~ バートキッシンゲン市内で、水野正敏 県議会議長、佐藤武彦 県議会議員、森正弘 県議会議員、藤井浩人 美濃加茂市長、山内登 下呂市長、呉本勝男 可児市観光協会会長、瀧康洋 下呂温泉観光協会会長らとともに、ディルク・フォーゲル 同市長と面談>

<12時00分~ 同市内のクアオルト(温泉などを活用した療養地)を視察>

 海外6日目です。

 世界遺産「ヨーロッパの大温泉保養都市群」の一つであり、「ドイツの最も美しいクアオルト」にも選ばれているバートキッシンゲン市を訪問しました。同市は高濃度の天然炭酸泉や治療用飲用炭酸泉が有名で、クアパーク(保養公園)や歴史的建造物が豊かな緑のなかで美しい風景を形成する街として知られています。年間の宿泊者数は約25万人。うち3万人が治療目的で訪れており、その訪問客は約3週間滞在しています。市や関係者との意見交換では、毎年多くのリハビリ患者や観光客が訪れるドイツのクアオルトの特徴や、病院の役割、医師の関与、病気の治療方法について説明いただきました。また、市長からは、岐阜とドイツお互いの共通点、相違点もあるが、ドイツのクアオルトの特徴をどのように岐阜県に取り入れていくのか考えを深めてほしい旨、お話をお聞きました。今回、現地を視察し、多くの関係者からお話をお聞きしましたが、クアオルトがいかに素晴らしいか学ぶ機会となりました。今回の経験を参考として、今後の取組みを検討していきたいと思います。

〇当初予定していたフランス訪問は中止し、翌25日(木曜)にフランクフルト空港を出発し、26日(金曜)に帰国しました。

バートキッシンゲン市長と面談 クアオルトの視察

7月23日(火曜)の公務報告

※以下、現地(ドイツ)時間

<9時45分~ コブレンツ市内で、水野正敏 県議会議長、佐藤武彦 県議会議員、森正弘 県議会議員、藤井浩人 美濃加茂市長、山内登 下呂市長、呉本勝男 可児市観光協会会長、瀧康洋 下呂温泉観光協会会長らとともに、コブレンツ市観光局のライン川観光関係者と、河川流域観光振興について意見交換>

<11時30分~ 同メンバーとともに、ライン川沿いの観光地整備の状況を視察>

<12時10分~ 同メンバーとともに、ウルリケ・モース コブレンツ市長と面談>

​<15時00分~ バートナウハイム市内で、同メンバーとともに、クラウス・クレース 同市長と面談>

<​16時30分~ 同メンバーとともに、同市内のクアオルト(温泉などを活用した療養地)を視察>

 海外5日目です。

 午前中はライン川観光の拠点都市であるコブレンツ市を訪問。コブレンツ市は、ユネスコ世界遺産「ライン渓谷中上流部」の最下流にある人口15万人の都市で、水上交通の要衝として古くから発展し、街の周囲には堅固な城砦が築かれています。市街地は歴史的建造物とともに街路樹や花、芝生が美しく、川沿いには遊歩道が整備され、市街地の対岸にあるエーレンブライトシュタイン城には、川を跨ぐロープウェイで上ることもできます。市内を視察するとともに、市関係者と、多くの観光客が訪れる要因や観光政策について意見を交わし、周辺地域と協力したマーケティングや街の緑化等による景観美化が成功の要因である旨、お話をお聞きしました。

 続いて午後は、クアオルトとして先進的な取組みを行うバートナウハイム市へ。街の至る所に泉が湧き、豊かな水と緑が特徴の閑静なところで、塩分を含んだ炭酸泉を持つドイツ国外にも知られた温泉リゾートです。徒歩圏内に市街地が形成され、病院や公園、教会、公衆浴場、カフェなどがあり、リハビリ・療養を目的にドイツ国内をはじめ周辺国からも人が訪れています。市との意見交換では、「運動」「食事」「薬草」「内なるバランス」「水の力」の5つの健康原則のもとで取り組む同市のクアオルトについて説明いただきました。また、市長からは、有数の温泉地である岐阜県とは共通点が多いことや、クアオルトのような医療ケア分野では他自治体との交流やネットワークが重要である旨、お話をお聞きしました。

 両市ともに学ぶべきところが多くあり、今後の取組みについて検討していきたいと思います。

コブレンツ市観光局の関係者と河川流域観光振興についての意見交換 コブレンツ市長との面談 クアオルトを視察

7月22日(月曜)の公務報告

※以下、現地(ウズベキスタン・ドイツ)時間

<6時30分~ タシケント国際空港から、ドイツのフランクフルト国際空港へ出発>

<9時25分~ フランクフルト国際空港に到着>

<14時00分~ バーデン=バーデン市内で、水野正敏 県議会議長、佐藤武彦 県議会議員、森正弘 県議会議員、山内登 下呂市長、呉本勝男 可児市観光協会会長、瀧康洋 下呂温泉観光協会会長らとともに、世界遺産「ヨーロッパの大温泉保養都市群」の一つである同市のクアオルト(温泉などを活用した療養地)を視察>

 海外4日目です。本日はウズベキスタンからドイツに移動。

 同国では、同国有数の保養地「クアオルト」を3箇所訪問し、各種療養施設を視察するとともに、ライン川を活用した観光振興の取り組みについて、市長らと意見交換する予定です。
 ドイツの「クアオルト」とは、医療機関で治療を行いながら、豊かな自然や文化的な生活を楽しみつつ、長期滞在し、心身の療養(クア)を行う場所(オルト)です。国が認定する地域でもあり、治療や滞在費は保険適用の対象にもなります。本日訪れたバーデン=バーデン市の温泉・療養施設は、ユネスコ世界遺産「ヨーロッパの大温泉保養都市群」の1つであり、欧州有数の温泉地、保養・観光地として知られています。「健康」や「癒し」をテーマとした地域づくりや、温泉等の地域資源を活用した観光誘客施策に向けて、ドイツの取組みを学んでいきたいと思います。

クアオルトの視察

7月21日(日曜)の公務報告

※以下、現地(ウズベキスタン)時間

<9時20分~ タシケント市内で、水野正敏 県議会議長、吉田和弘 岐阜大学学長、佐藤武彦 県議会議員、森正弘 県議会議員とともに、シベリア抑留から移送された旧日本兵の「墓地」、旧日本兵が建設に関わった「ナヴォイ劇場」を視察>

<13時20分~ 同メンバーとともに、アジズ・アブドゥハキーモフ ウズベキスタン共和国生態・環境保護・気候変動大臣と懇談>

<16時00分~ ウズベキスタン政府庁舎で、同メンバーとともに、コンゴラットボイ・シャリポフ同国高等教育・科学・イノベーション大臣と面談>

 海外3日目です。タシケント市内にあるシベリア抑留から移送された旧日本兵の墓地(日本人墓地)にて献花をした後、ウズベキスタンの文化と芸術を代表する建物の一つであり、旧日本兵が建設に携わったとされるナヴォイ劇場を視察しました。この劇場は、1947年に完成した現役のオペラ劇場ですが、1966のタシケント大地震の際、この劇場だけが崩れずに形をとどめており、旧日本兵の質実な仕事ぶりを表す逸話になっているとのことでした。外壁には、日本語で1945年から1946年にかけて極東から強制移送された日本国民が劇場建設に参加し、完成に貢献した旨の記念碑が飾られていました。改めて、厳粛な気持ちとなり、交流するにあたり、大切な記憶として残していかなければと思いました。

 午後からは、ウズベキスタン政府の生態・環境保護・気候変動大臣と高等教育・科学・イノベーション大臣と、それぞれ、今後の交流に向けて意見交換を行いました。今秋の「清流の国ぎふ」文化祭2024の機会をとらえて、ウズベキスタンから訪問団を派遣したい旨の提案や、大学間の連携の広がりについて、前向きなお話をいただきました。
今後、具体的な取組みを着実に進めながら、今回、第一歩を踏み出した本県と同国の交流を大切にしていきたいと思います。

ナヴォイ劇場 ウズベキスタン共和国生態・環境保護・気候変動大臣

7月20日(土曜)の公務報告

※以下、現地(ウズベキスタン)時間

<10時00分~ サマルカンド市内で、水野正敏 県議会議長、吉田和弘 岐阜大学学長、佐藤武彦 県議会議員、森正弘 県議会議員とともに、サマルカンド州政府担当者の案内で、世界遺産「サマルカンド-文化交差路」に登録されている同市の街並みなどを視察>

<12時00分~ サマルカンド州政府庁舎で、同メンバーとともに、エルキンジョン・トゥルディーモフ 同州知事と面談及び岐阜県とサマルカンド州との交流促進に関する基本合意書の調印式に出席>

<13時30分~ 同メンバーとともに、同知事主催の昼食懇談会に出席>

<15時10分~ サマルカンド国立医科大学で、同メンバーとともに、ジャスール・リザエフ 同大学学長と面談及び同大学と岐阜大学との間における学術協力についての意向書調印式に立会>

 海外2日目です。ウズベキスタンの首都タシケントから高速鉄道で西に2時間移動して、サマルカンド州へ。サマルカンド州は人口約368万人、面積は1.6万km2で岐阜県の約1.5倍。主要農産物は綿花や果実(ぶどうなど)、主要産業は自動車組立、たばこ製造、食品加工、観光などです。

 はじめに、同州のオイベク・カムラーエフ副知事と一緒に世界遺産に登録されている「サマルカンド-文化交差路」のレギスタン広場やアミール・ティムール廟を視察。続いて、サマルカンドの州政府庁舎を訪問し、同州のエルキンジョン・トゥルディーモフ知事とお会いしました。面談では、同州の提案に基づき、教育、投資、ITや観光などの分野について意見交換し、今度の交流に向けて基本合意書に調印しました。同知事からは、相互に行き来するような具体的な交流の検討を進め岐阜県から多くを学びたい旨、お話がありました。本日の交流をもとに、このサマルカンドの魅力を県民の皆さんにもしっかりと伝えながら、交流を深めていきたいと思います。

 最後にサマルカンド国立医科大学を訪問し、ジャスール・リザエフ学長と面談するとともに、同大学と岐阜大学との学術協力についての意向書の調印式に立会しました。両校の交流は、岐阜県とサマルカンド州の交流の最初の大きな一歩です。県としても、応援団としてサポートしていきたいと思います。

サマルカンド州との交流促進に関する基本合意書の調印式 サマルカンド国立医科大学と岐阜大学との間における学術協力についての意向書調印式

7月19日(金曜)の公務報告

<11時20分 成田国際空港から、ウズベキスタンのタシケント国際空港へ出発>

※以下、現地(ウズベキスタン)時間

<16時05分 タシケント国際空港に到着>

<18時30分~ 在ウズベキスタン日本国大使公邸で、水野正敏 県議会議長、吉田和弘 岐阜大学学長とともに、羽鳥隆 駐ウズベキスタン日本国特命全権大使主催の夕食懇談会に出席>

<20時15分~ タシケント市内のウズベキスタン政府庁舎で、同メンバーとともに、アブドゥラ・アリーポフ ウズベキスタン共和国首相、ラジズ・クドラトフ投資・産業・貿易大臣、アジズ・アブドゥハキーモフ生態・環境保護・気候変動大臣、イブロヒム・アブドラフモノフ農業大臣、コンゴラットボイ・シャリポフ高等教育・科学・イノベーション大臣との、同国と岐阜県との交流についての意見交換会に出席>

 本日(7月19日)から7月28日まで、ウズベキスタン、ドイツ、フランスを訪れます。

 最初の目的地はウズベキスタン。同国は中央アジア諸国で最大の人口(3,520万人)を有し、面積は44万km2(日本の約1.2倍)、首都はタシケントです。親日国としても知られ、鉱物資源(ウラン、金、モリブデン)が豊富で、原油、天然ガスも産出し、主要輸出品は綿花、金など。歴史的にはシルクロードに位置し、東西の文化交流から仏教寺院の遺跡などもあります。
 空港到着後、まずは、駐ウズベキスタン日本国大使公邸を訪問。羽鳥大使から最近の同国の政治・経済状況などについてお聞きし、本県とウズベキスタンとの交流について意見交換しました。

 次に、内閣府を訪問し、アブドゥラ・アリーポフ首相や各大臣と今後の交流の方向性について意見交換しました。首相からは、都道府県知事として初めての訪問を歓迎するとともに、観光や高等教育、農業などの分野で交流を進めていきたい旨、お話がありました。ウズベキスタンと本県は、交通の要衝であったことや、伝統工芸が継承・発展してきたこと、世界遺産が多くあることなど共通点も多くあります。今回の訪問が交流のスタート。今後にどのように関係を発展させていくのか、しっかりと意見を交わしていきたいと思います。

ウズベキスタンと岐阜県との交流についての意見交換会

7月18日(木曜)の公務報告

<9時20分~ 日本赤十字社岐阜県支部で、清家篤 日本赤十字社社長、水野正敏 県議会議長らとともに、秋篠宮皇嗣妃殿下の御視察に随従>

<13時20分~ 長良川国際会議場で、秋篠宮皇嗣妃殿下御臨席の「第60回献血運動推進全国大会」に出席>

<15時35分~ ぎふ木遊館で、秋篠宮皇嗣妃殿下をお出迎え。殿下の同館御視察に随従>

 秋篠宮皇嗣妃殿下のお成り2日目です。

 はじめに岐阜市にある日本赤十字社岐阜県支部で、「サマー献血キャンペーン」で使用する広報資材等を作成する様子や、学生ボランティアが小学生を対象に献血セミナー「血育(ちいく)かるた」を開催する様子を御視察いただきました。
 次に長良川国際会議場で、日本赤十字社名誉副総裁秋篠宮皇嗣妃殿下の御臨席を仰ぎ「第60回献血運動推進全国大会」を開催しました。献血は極めて重要な役割を担っていますが、一方で献血可能人口が減少しつつあり将来に渡り安定的に血液を確保していくことが、喫緊の重要課題となっています。本県では令和4年度から「未来へつなぐ献血プロジェクトぎふ」として若年層を対象に取組みを進めており、昨年度、若年層の献血者の増加につなげているところです。大会では、殿下から、おことばを賜るとともに、献血推進運動や血液事業の進歩・発展に関して顕著な功績のあった個人、団体の方々を表彰していただきました。本大会を通じて「踏み出す一歩 今日の私が 誰かの未来」という献血運動の思いを全国に向けて発信することができました。今後も、一人ひとりの献血への理解を深め、献血事業のより一層進めていくために、取組みを進めていきたいと思います。

日本赤十字社岐阜県支部

7月17日(水曜)の公務報告

<12時40分~ 県立森林文化アカデミーで、涌井史郎 同アカデミー学長、水野正敏 県議会議長、武藤鉄弘 美濃市長、山口育男 美濃市議会議長らとともに、秋篠宮皇嗣妃殿下をお出迎え。殿下の同アカデミー御視察に随従>

<16時00分~ 美濃市内のうだつの上がる町並み、美濃和紙あかりアート館、NIPPONIA美濃商家町で、武藤鉄弘 美濃市長らとともに、秋篠宮皇嗣妃殿下の御視察に随従>

<18時40分~ 岐阜市内で、秋篠宮皇嗣妃殿下に県勢概要を御説明>

 秋篠宮皇嗣妃殿下におかれましては、第60回献血運動推進全国大会への御臨席、併せて地方事情御視察のため、7月17日(水曜日)、18日(木曜日)の2日間の御日程でお成りいただきました。

 美濃市の県立森林文化アカデミーでは、同アカデミーの涌井学長らが教育内容を御説明申し上げるとともに、「樹木同定実習」や「グリーンウッドワーク(椅子製作)」の様子を御覧いただきました。同施設内の森林教育拠点施設morinos(モリノス)では、ぎふ木育プログラムの1つ「ウッドスティック」を通じて、地元小学生と御交流いただきました。秋篠宮皇嗣妃殿下には、笑顔で一人ひとりに丁寧に耳を傾けられるなど、心温まるふれあいを深めていただきました。
 続いて同市内の、うだつの上がる町並み、美濃和紙あかりアート館、NIPPONIA美濃商家町では、古民家や美濃和紙を活用したまちづくりを御視察いただきました。
 また、夕刻、私から秋篠宮皇嗣妃殿下に県勢概要を御説明させていただきました。

地方事情御視察

7月12日(金曜)の公務報告

<16時00分から 「農福連携全国都道府県ネットワーク」会長・副会長会議に出席>

 農福連携全国都道府県ネットワークは、都道府県が連携して、情報交換や発信、調査研究、国への提言などに取組むため、私を含む6府県の知事が発起人となって平成29年に設立したものです。現在では全47都道府県が参加しており、令和3年からは私が会長を務めさせていただいています。今回、副会長の京都、島根、長野、三重、鳥取の知事、副知事が出席され、今年度の取組計画や国への提言への協議の他、各府県の取組みについて意見交換しました。
 本県からは、今年4月に「ぎふ農福連携推進センター」を開設し、専門スタッフによるワンストップ相談窓口や人材育成支援、情報発信強化に取り組んでいることや、全国団体と連携したノウフク商品を取り扱うオンラインマルシェの開催計画などについて報告しました。他府県からは、新商品の開発支援、認証制度の取組み状況、農作業に取組む事業所の開拓、作業指示の改善方法など、それぞれの取組みを紹介されました。今後も、他の都道府県と情報共有を密にしながら、農福連携の取組みを一層強化できるよう進めていきたいと思います。

「農福連携全国都道府県ネットワーク」会長・副会長会議

7月11日(木曜)の公務報告

<13時25分から 金沢市内で、第120回中部圏知事会議に出席>

 中部圏(富山、石川、福井、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀)の各県知事さん、そして名古屋市長さんとの会議に出席するため、石川県金沢市へ。

 元日に発生した能登半島地震から半年が経過しました。中部9県1市においても災害時協定に基づき、人的・物的支援を一丸となって対応しており、会議冒頭には、石川県の馳知事から、支援に対する謝辞と現在の状況について説明がありました。今回の地震は、過疎、高齢化が進む地域で発生した災害であり、産業の維持、人口流出、地域介護など徐々に進む課題を一気に顕在化させました。会議では、これらを踏まえた今後の災害対策のほか、インフラ整備の促進、防災対策の推進、少子化対策など、それぞれが抱える課題や取組状況などを紹介しながら、国への提言について、意見交換をしました。
 なお、次回の中部圏知事会議は10月末に岐阜県内で開催予定。「清流の国ぎふ」文化祭2024の真っ只中であり、本県の文化と魅力を感じていただけるよう準備を進めていきたいと思います。

第120回中部圏知事会議

<16時40分から 馳浩 石川県知事とともに、同県立音楽堂において、同県との文化交流に関する協定締結式及び記者会見に出席>

 隣接する石川県立音楽堂に会場を移し、石川県と岐阜県との文化交流に関する協定の締結式に出席しました。これまでも石川県とは様々なご縁がありますが、文化に関していえば、昨年、石川県から本県に国民文化祭の開催旗を引き継ぐ巡り合わせがあり、それぞれ両県の地域文化をPRするなど連携を図ってきました。今回の能登半島地震を受け、本県では人的、物的の両面から支援させていただく中、国民文化祭を石川県の一日も早い復興を祈念するものとしたいと馳知事に提案したところ、ご賛同いただきました。「清流の国ぎふ」文化祭2024の開会式で石川県の伝統芸能を披露いただくとともに、両県の博物館・美術館が所蔵する作品の相互貸出や両県の文化資源を活かした周遊旅行商品の造成、子ども歌舞伎イベントを通じた相互交流などを予定しています。今回の縁を大切にしながら、末永く分厚い交流を進めていきたいと思います。

協定締結式及び記者会見

7月10日(水曜)の公務報告

<14時00分から リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会 令和6年度定期総会に出席>

 リニア中央新幹線のルート沿線市町や経済団体等で組織する「リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会」の定期総会に出席しました。

 現在、県内工事は15工区中13工区で着工済みであり、路線延長では91%が着工済み、準備中は3%という状況で着実に進んでいます。そうした中、今回の瑞浪市大湫町で地下水位が低下する事案が発生しました。本日の総会でも、瑞浪市の水野市長やJR東海の出席者から今事案の経緯や地下水位の状況、対応状況などについて報告がありましたが、住民生活に直結する重大な問題であり、強い危機感を持って対応をしているところです。
 リニアは未来を切り開く、非常に期待の大きなビックプロジェクト。大きなプロジェクトほど、何か問題が起きた際には、一度立ち止まって、一つ一つ課題をクリアする「急がば回れ」の精神で、地域の声に耳を傾けていくことが大切と考えています。
 今回の総会では、早期開業、水資源の保全、工事の安全対策、事故対応、岐阜県らしい駅整備、アクセス充実など、合計11項目について決議しました。2027年の開業は実現困難となりましたが、安全・安心を確保のうえ、早期開業を目指して着実に工事を進めるよう、皆さんと一緒に取組みを進めていきたいと思います。

リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会

7月9日(火曜)の公務報告

<14時00分から 金藤理絵 RIE KANETO Memorial Cup 2024 大会名誉会長、加藤哲久 (一社)岐阜県水泳連盟会長とともに、同大会に関する記者会見>

 「RIE KANETO Memorial Cup 2024~岐阜から全国へ。そして世界へ!~」の開催を、金藤理恵さん、県水連の加藤会長と一緒に発表しました。2回目となる今回は次世代を担うジュニアを対象とする大会として、8月12日(月・祝)に長良川スイミングプラザで開催します。奇しくも、8月12日はリオオリンピック200m平泳ぎ決勝が行われた日本時間と同じ日付。金藤さんと参加選手が直接ふれあえる場も多く企画する予定であり、皆さんにはこの大会を励みに、大いに羽ばたいていただければと思います。夏の岐阜の風物詩として、末永く大切にしていきたいと思います。

金藤理絵大会名誉会長らと記者会見

<14時15分から 記者会見>

 4点について記者会見しました。

 1点目は「飛騨・美濃じまん海外戦略プロジェクト~ウズベキスタン・ドイツ・フランスにおける友好交流の深化~」について。7月19日から28日まで9泊10日で、3カ国を訪問します。ウズベキスタンはサマルカンド州政府からのお招きを受け、同州知事とお会いするほか、首相や政府、学術関係者の皆さんと今後の交流の方向性について意見を交わす予定です。また、ドイツでは保養地「クアオルト」を訪問し、健康や癒しをテーマとした地域づくりや温泉などを活用した観光誘客施策について、調査、意見交換を行います。
 2点目は「『清流の国ぎふ』文化祭2024開会式・閉会式の一般観覧者募集の開始」について。10月14日(月・祝)に岐阜メモリアルセンターで開催する開会式と11月24日(日曜日)に長良川国際会議場で開催する閉会式について、一般観覧者を募集します。募集は7月10日(水曜日)から8月30日(金曜日)まで。是非、ご応募いただければと思います。
 3点目は県内各地で開催される文化イベントについて。「清流の国ぎふ地芝居・伝統芸能フェスティバル」は9月1日から11月24日まで県内各地で開催。「エンジン03in岐阜」は9月7日、8日に岐阜市、大垣市、各務原市で開催。「大関ケ原祭2024」は、9月7日から10月20日まで関ケ原町内で行われます。是非、足を運んでいただければと思います。
 4点目は「第8回東アジア農業遺産学会(ERAHS)の開催」について。本県では「清流長良川の鮎」が平成27年12月に世界農業遺産に認定されています。今回、日本、中国、韓国の世界農業遺産認定地域が交流し、研究成果や取組などを発表する同学会が本県で8月8日、9日に開催されることとなりました。学会の他、県魚苗センターやあゆパークなどの現地視察も行う予定です。

「『清流の国ぎふ』文化祭2024」についてはコチラ

https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/377278.html

「清流の国ぎふ地芝居・伝統芸能フェスティバル」についてはコチラ

https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/376876.html

「エンジン03(ゼロスリー)in 岐阜」についてはコチラ

https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/377062.html

「大関ケ原祭2024」についてはコチラ

https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/377583.html

記者会見

<16時00分から 山内登 南飛騨アートプロジェクト実行委員会会長・下呂市長、北川フラム 同プロジェクト総合ディレクターとともに、「清流の国 文化探訪『南飛騨 Art Discovery』」に関する記者会見>

 10月19日(土曜日)から11月24日(日曜日)まで、下呂市萩原町にある南飛騨健康増進センター一帯で開催する「清流の国 文化探訪『南飛騨 Art Discovery』」について、総合ディレクターの北川フラムさんと下呂市の山内市長と一緒に概要を発表しました。本事業は、自然・歴史・文化などの地域資源を掘り起こし、アートの力によって新たな価値を見出す取組み。同センターの施設や森の散策路に、約20組のアーティストによる地域を表現する様々なアート作品を展開する予定です。是非、ご参加ください。

「南飛騨 Art Discovery」についてはコチラ

https://minamihida-art-discovery.pref.gifu.lg.jp/<外部リンク>

清流の国文化探訪南飛騨ArtDiscoveryに関する記者会見

7月8日(月曜)の公務報告

<13時30分から 東白川村内で、濃飛横断自動車道合同促進大会に出席>

 濃飛横断自動車道は、郡上地域から下呂地域を経由して東濃地域に至る道路で、東海北陸自動車道と中央自動車道を結ぶ重要な道路です。リニア中央新幹線岐阜県駅へのアクセス道路として、また災害に強い強靭な道路ネットワークとしても期待されることから、私も地元の皆さん方とともに、国に対しその重要性と整備促進を訴えてきたところです。こうして皆さんと一丸となって取り組んできた成果として、昨年度、念願であった郡上市内の「堀越峠道路」が、国の権限代行で新規事業化され、交通の難所である堀越峠を迂回するルートの整備に目途が立ちました。また、県としても、「堀越峠道路」に隣接する「和良工区」を昨年度事業化しており、加えて、リニア岐阜県駅周辺の「中津川工区」の整備を進めているところです。引き続き、一日も早い全線開通に向けて、皆さんと一緒に取り組んでいきます。

濃飛横断自動車道合同促進大会

7月7日(日曜)の公務報告

<14時50分から 可児市内で、第91回日本プロゴルフ選手権大会表彰式に出席>

 晴天に恵まれ、大変暑い中、可児市にある富士カントリー可児クラブ可児ゴルフ場で、第91回日本プロゴルフ選手権が開催されました。

 この大会は1926年に創設された日本最古の歴史を持つ、国内プロ最高峰のトーナメントです。これまでに県内では過去5回開催されていますが、今回18年ぶりの県内開催となります。
 大会は4日間にわたり開催され、優勝は22歳の杉浦悠太選手が初出場で初制覇を果たしました。愛知県出身の杉浦選手は2023年のツアーでアマチュア優勝。その後プロに転向して今大会に挑み、プロ12試合目での制覇は、大会史上最速記録とのことです。私も表彰式に参加し、杉浦選手に優勝の副賞として、飛騨牛をお渡ししました。優勝、おめでとうございました。

第91回日本プロゴルフ選手権大会表彰式

7月5日(金曜)の公務報告

<12時40分から 新田八朗 富山県知事の案内で、「富山県防災危機管理センター」及び「富山きときと空港」を視察>

<14時15分から 岐阜県・富山県知事懇談会に出席>

<15時05分から 同記者会見>

 本県では、平成17年から富山県知事と1対1でお会いして知事懇談会を開催しています。18回目となる今回は、始めに、新田知事のご案内で富山県の「防災危機管理センター」のオペレーションルームや屋上ヘリポートを視察しました。

 その後、富山きときと空港に会場を移し、大規模・広域災害時に備えた連携強化や富山空港を活用した観光誘客、多様な性に関する施策における連携などをテーマに意見交換しました。
 特に災害時に備えた連携強化については、富山県も能登半島地震で人的被害が50件、液状化などによる約2万棟の住宅被害がありました。被災県である一方で、被害が甚大な石川県への支援も行っており、同県から避難者も受け入れています。現在、富山県では今回の対応について検証作業を進めておりますが、当県においても「能登半島地震に学ぶ」という姿勢で震災対策を見直しているところであり、このような富山県の視点というものも大変参考になると思います。そこで、両県の災害対応力の強化充実に向けて、これら検証内容を共有し意見を交わすとともに、日頃から「顔の見える」関係を構築していくために、両県それぞれが主催する防災訓練に職員が相互に参加することで一致しました。

 今後も、これまでの連携を深化させるとともに、県境の垣根を越え、さらなる連携を追求していきたいと思います。

視察 岐阜県・富山県知事懇談会

7月4日(木曜)の公務報告

<10時00分から 県庁で、県議会定例会に出席>

 6月18日(火曜)に開会した今議会は17日間にわたって県議会議員の皆さんに熱心にご審議いただき、令和6年度補正予算案などの議案を可決いただいて閉会しました。今議会での議論を十分に踏まえて、今後の県政を力強く進めていきます。また、閉会の挨拶では、7月18日に秋篠宮皇嗣妃殿下の御臨席を仰ぎ、本県では48年ぶりとなる「献血運動推進全国大会」を開催する旨、お話させていただきました。本大会を契機に、献血の推進に向けた機運を一層高めていきたいと思います。

議場

<13時10分から 令和6年度東海環状自動車道西回りルート建設促進大会に出席>

 東海環状自動車道は、昭和59年(1984年)に構想が示されてから、今年でちょうど40年を迎えます。令和8年度中には全線開通するという見通しが示され、ようやく出口が見えてきたところです。国土交通省、NEXCO中日本の方々、また、本日お集まりの県議会議員連盟、沿線自治体の協議会、そして商工業団体による協議会の皆さんの熱意とご尽力の賜物であり、感謝申し上げます。現在も、全線開通に向けて事業が進められていますが、(仮称)糸貫ICから大野神戸IC間が最大半年程度遅れる可能性が示され、県境トンネルでは工事が難航している状況です。今後も、安全第一で工事を進められ、一日も早い開通が実現するよう、皆さんと一緒に取り組んでいきます。

令和6年度東海環状自動車道西回りルート建設促進大会

<14時35分から ホッケー女子日本代表主将の永井友理選手らが、永井祐司 日本ホッケー協会強化育成本部長、横山浩之 県ホッケー協会副会長とともに、第33回オリンピック競技大会(パリオリンピック)出場を報告>

 今月開幕するパリオリンピックに出場する本県ゆかりの日本代表の皆さんが、報告にお越しくださいました。

 女子ホッケー競技はパリにある「イヴ・デュ・マノワール・スタジアム」を会場に、7月27日から8月9日まで開催されます。世界ランキング10位の日本は、初戦を現地時間の7月28日(日曜日)17時30分から同3位のドイツと対戦します。今大会で日本代表の主将となる本県出身の永井友理選手からは、日本らしいホッケーを世界に見せて勝利を掴みたい旨、お話をお聞きしました。
 オリンピック出場、おめでとうございます。ホッケー王国岐阜がパリで活躍することを楽しみにしています。頑張ってください。

ホッケー女子日本代表

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