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令和6年6月

6月29日(土曜)の公務報告

<12時45分から 長良川球場で、大学野球交流戦「東京大学 対 京都大学」の開会式・始球式に出席>

<13時00分から 同試合を観戦>

 前日までの雨が上がり、青空が広がる素晴らしい天気のもと、東京大学と京都大学の野球交流戦「双青戦」が開催されました。

 東京大学野球部は大正8年(1919年)発足し、部員数は129名。一方の京都大学硬式野球部は明治31年(1898年)から126年の歴史を重ね、部員数は63名。ともに創部100年を超える野球部であり、毎年1回、東京又は京都で定期戦を積み重ねています。82回目となる今回は、東京、京都以外では初めてとなる本県で開催されました。
 私も東京大学OBの一人として、母校のユニフォームを着て始球式に参加させていただきました。プレイボールの掛け声とともに投げたボールは、何とか、キャッチャーミットに。会場の皆さんから大きな拍手をいただき、ありがとうございました。
 試合は、東京大学が2回に3点を先取し、そのままリードを守り抜き、京都大学に勝利。通算成績は東京大学の54勝28敗となりました。
 文武両道を実践する皆さん。これからも頑張ってください。

開会式・始球式

6月28日(金曜)の公務報告

<10時00分から 県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は令和6年第3回県議会一般質問の3日目です。
 午前中は高殿尚議員(高山市)ら3議員から、午後は国枝慎太郎議員(揖斐郡)ら4議員から、県政全般にわたりご質問をいただきました。
 平野祐也議員(各務原市)からは、「国民スポーツ大会(旧国民体育大会)のあり方について」として、これまで果たしてきた役割や現在の問題を踏まえ今後のあり方をどのように考えているか、ご質問をいただきました。
 本県1巡目となった昭和40年(1965年)の岐阜国体では、前年の東京オリンピックの感動を受け継ぎ、県民挙げて大きな盛り上がりを見せ、また、県総合運動場や県民体育館などの競技施設や、金華橋などのインフラ整備が一挙に進められました。2巡目となる平成24年(2012年)のぎふ清流国体では、本県のアイデンティティである「清流」の魅力を磨き上げ、数年かけて県民総参加で周到に準備を重ねることで、県民一人ひとりが「主役」となって百万人の大交流を実現しました。他方で、既存施設の活用など、開催経費の節減にも努めてきました。その後、「清流の国スポーツ推進計画」を策定し、ジュニア世代から一貫した指導を行う育成・強化システム、複数企業がそれぞれに選手を雇用し、一つのクラブチームの活動を支える、いわゆる「岐阜方式」を継続。また、大規模かつハイ・レベルなスポーツ大会を県内で開催し、県民の皆さんがトップクラスの競技に親しむことができる環境づくりも進めてきました。そうした中で、3巡目となる令和17年以降の同大会のあり方については、全国知事会や(公財)日本スポーツ協会において議論が開始されています。本県としては、このような経験も踏まえつつ、改めて精査すべきは精査し、時代に合わせて必要な見直しがあればそれをしっかりと進めていくべきと考えている旨、お答えしました。

 次に尾藤義昭議員(関市・美濃市)からは、「武道の振興と武道館の建設について」として、県立武道館の建設構想に向けて具体な検討に着手してはどうか、ご質問がありました。
 本県の県立武道館は岐阜メモリアルセンター内にあり、柔道場と剣道場を備えています。これは主に参加者が2百人から3百人規模の大会や練習会場として使用されています。一方、大規模な武道の大会については、隣接する「で愛ドーム」あるいは「ふれ愛ドーム」を使用して開催しています。
 開設から約35年が経過しておりますが、随時必要な修繕や改修を行うとともに、Wi-Fi環境の整備、照明のLED化やトイレの洋式化、大会運営に必要となる備品の整備など、利用者の利便性の向上に努めています。利用者へのアンケート調査でも、快適さ、便利さについて毎回9割以上の方から満足である旨の回答をいただいています。このような状況を踏まえると、当面は引き続き競技団体や利用者の声を反映しながら、現在の施設の有効かつ積極的な活用を図っていきたいと思っています。その上で、長期的なビジョンについても、思いを致していきたい旨、お答えしました。

県議会定例会

6月27日(木曜)の公務報告

<10時00分から 県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は令和6年第3回県議会一般質問の2日目です。

 午前中は県議会公明党の代表質問として水野吉近議員(岐阜市)ら3議員から、午後は長屋光征議員(岐阜市)ら5議員から、県政全般にわたりご質問をいただきました。
 水野議員からは、「岐阜県強靱化計画の改定方針について」として、国の計画見直しや能登半島地震を踏まえ、どのような方針で改定するのか、ご質問をいただきました。
 本県では、平成27年に「岐阜県強靱化計画」を策定し、現在、令和7年度からスタートする第3期計画の策定に向けて、本格的な議論を始めたところです。計画の改定に当たり、特に、2つの切り口に着目しています。第一に、国による「国土強靱化基本計画の見直し」です。国の新たな施策の柱とされた「デジタル技術の活用」については情報収集用ドローンの活用などを盛り込むとともに、もう一つの柱「地域防災力の強化」については幅広い年齢層への防災教育、災害ケースマネジメントの普及などの観点から検討を深めていきます。第二に、「能登半島地震を踏まえた震災対策の見直し」についてです。今回の支援経験を踏まえ、今月上旬には、孤立、耐震、避難所、行政の連携といったテーマを中心に中間報告をとりまとめました。今後、国による能登半島地震の検証結果、市町村や関係機関の御意見なども含めて、本県の計画への反映を進めていきます。また、見直しにあたり、現在の取組みでは何が足りていないのかを分析するいわゆる「脆弱性評価」をしっかりと行った上で、必要な施策を検討するとともに、議会や有識者のご意見もお聞きしながら、改定を進めていく旨、お答えしました。

 次に長屋県議からは、「本県が世界に誇る多彩な観光資源を活用した新たな切り口でのインバウンド観光戦略について」として、「和道ツーリズム」のような新たな切り口をどのように考えているか、ご質問をいただきました。
 インバウンドが回復する中で、地域が潤うためには、消費額を高めることが重要です。そのためには、魅力ある資源をうまく組み合わせ、如何に訴求力の高い本物のコンテンツを生み出していくかが重要なポイントとなります。日本が世界に誇る文化である“武道”さらには“和道”も、岐阜にもう一泊プロモーションに大変有効な切り口であると思っています。既に本県では、様々な体験コンテンツを商品化していますが、例えば、「関の刃物」では、鎌倉時代から続く伝統と世界三大産地の知名度を活かし、刀鍛冶やナイフの製作体験を軸に、居合い斬りといった“武道”や寺での座禅体験を組み合わせた高付加価値なプログラムを提供し、年間を通じて、外国人観光客から好評を得ています。今後、こうした岐阜でしか味わえない高付加価値なコンテンツの造成に重点的に取り組むとともに、トップセールスをはじめとする海外プロモーションを展開し、世界にアピールしていきたい旨、お答えしました。

県議会定例会

6月26日(水曜)の公務報告

<10時00分から 県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は令和6年第3回県議会一般質問の初日です。

 午前中は県政自民クラブを代表して松岡正人議員(各務原市)から、午後は県民クラブを代表して判治康信議員(多治見市)ら3議員から、県政全般にわたりご質問をいただきました。
 松岡議員からは、「SDGsの達成に向けた現状と今後の取組みについて」として、現状の評価と目標達成に向けてどのように取組むのか、ご質問がありました。
 SDGsは、2015年に国際連合で採択された目標ですが、その目指すところは、本県としては「地方創生」と軌を一にしたものであると受け止めています。このため、2019年の『清流の国ぎふ』創生総合戦略の改定に合わせて各政策にSDGsの17のゴールを紐づけ、SDGsの取組みでもあると明示しました。さらに、2020年に「SDGs未来都市」に選定されたことを契機に、「岐阜県SDGs未来都市計画」を策定し取組みを進めています。2023年を始期とする第2期計画では、デジタル人材の育成、G-クレジット制度の構築による「脱炭素社会ぎふ」の実現といった、GXやDXなどの新たな要素も盛り込み、目標値を44に増やして、その進捗を現在フォローしているところです。この達成に向けては、行政だけではなく、企業、各種団体、あるいは県民、それぞれの多様な主体が、我が事として積極的に活動していただくことが不可欠です。そこで、各種セミナーや交流会の開催、登録制度の創設、県の制度融資や民間金融機関の融資における金利優遇支援のほか、県発注工事の優遇措置を新たに設けたところです。また、本年度の「『清流の国ぎふ』SDGsフェスティバル」により多くの方が参加いただけるよう規模を拡大して開催するとともに、SDGsについて自ら考え、行動していただけるよう、具体的な対応についての情報発信を強化していきたい旨、お答えしました。

 次に、判治議員からは、「県民向け行政サービスのAIの活用について」として、AIの活用をどのように取り組んでいくのか、ご質問がありました。
 近年、AI関連技術は急速に発展し、少子高齢化や産業イノベーションの創出など様々な社会課題の解決に向けて、官民を問わず活用されています。本県でも、令和2年11月に「岐阜県DX推進本部」を立ち上げ、AIを含むDX技術の利活用を進めてきました。例えば、防災分野では24時間365日、SNSに書き込まれた膨大な情報の中から災害に関する情報を、AIがリアルタイムで自動的に解析・収集し、速やかに現地確認や通行規制を行うなど、災害応急対策に繋げています。また、最近では、生成AIの技術が飛躍的に発展し、活用が広がる一方で、偽情報・誤情報を始めとした様々なリスクが指摘されています。このため、本県においては、試験利用を実施した上で、研修の受講とガイドライン遵守を条件として、全ての職員が利用できることとしたところです。今後も、AIの正確で迅速な情報処理、多言語対応、大量のデータ学習によるパフォーマンスの向上といった特性を生かした行政サービスを進めていく必要があります。このため、今年度から、AIに県政に関する情報を集中的に学習させ、不適切な情報出力を回避するべく、回答の精度を検証する取組みなどを実施していく旨、お答えしました。

県議会定例会

6月20日(木曜)の公務報告

<14時00分から 県庁で、宮下為幸 中能登町長と面談>

 石川県の中能登町長が、震災対応支援のお礼のため、県庁にお越しくださいました。

 令和6年1月1日に発生した能登半島地震は、中能登町で震度6弱を観測し、人的被害、住家被害、停電や断水も発生しました。1月4日には、総務省から岐阜県が中能登町の対口支援団体に指定され、本県から災害マネジメントや給水の支援、保健師等の派遣、下水管渠被害調査のほか、被害家屋調査、罹災証明受付、廃棄物処理などを支援しました。5月末の対口支援終了までに派遣した県・市町村の応援職員は383人、延べ1,860人・日。現在は中長期支援にシフトし、多治見市と羽島市の職員2名を同町に派遣し、生活再建支援に従事してもらっています。また、本県としても、今回の能登半島地震で支援した経験などを踏まえ、震災対策を見直しているところです。

 中能登町長からは、本県からの支援に対する感謝と、これからの復旧・復興への決意をお聞きしましたので、私からは、これからも必要なことがあれば遠慮なく言ってほしい旨、お伝えしました。中能登町が一刻も早く復興を成し遂げ、かつての日常を取り戻すことを願い、これからもこの縁を大切にしていきたいと思います。

中能登町長と面談

6月18日(火曜)の公務報告

<10時00分から 県庁で、県議会定例会に出席>

 県議会が開会し、一般会計補正予算案など14の議案を提出するとともに、その内容について説明をしました。また、能登半島地震における支援状況や震災対策の見直し、瑞浪市大湫町内における地下水位の低下への対応のほか、インバウンドの状況や木曽川中流域の観光振興など、県政を巡る最近の状況についても報告させていただきました。

 これから7月4日(木曜日)までの17日間、県議会議員の皆さんにご審議いただき、必要な取組みをしっかりと前に進めていきたいと思います。

県議会定例会

<15時30分から 岐阜市内で、吉田和弘 県国際交流センター理事長・岐阜大学学長らとともに、県日本語学習支援センター開所式に出席>

 外国人県民の皆さんへの日本語学習を支援する拠点「岐阜県日本語学習支援センター」の開所式に出席しました。このセンターは、岐阜市柳ケ瀬通にある県国際交流センター内に設置し、専門スタッフが常駐します。日本語教育人材の育成や、市町村や企業等が設置する地域日本語教室への支援など、外国人県民の日本語学習に関する支援をワンストップで行う窓口として、中心的な役割を果たしていきます。令和5年末の外国人県民は過去最高の約69,000人。また、今国会で技能実習制度が抜本改正され、人材確保・人材育成を目的とする「育成就労制度」が創設されました。このような大きな変化がある中で、やはり先だつものは「言葉」です。外国人県民の皆さんも含め、誰もが安心・安全に暮らすことができる多文化共生社会の実現に向けて、取組みを進めていきたいと思います。

県日本語学習支援センター開所式

<18時00分から セラミックパークMINOで、国際陶磁器フェスティバル美濃’24 総決起大会に出席>

 10月18日(金曜日)から始まる「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」の開催に向けて、地域の皆さんと一緒に総決起大会に出席しました。メインイベントである「第13回国際陶磁器展美濃」には、過去最多の77の国・地域の2128名から3890点の応募がありました。イタリア(ファエンツァ国際陶芸展)、韓国(京畿世界陶磁ビエンナーレ)、台湾(台湾国際陶磁ビエンナーレ)とともに世界4大陶磁器コンペティションの一つとされていますが、今回「応募数」の上ではその中で最大規模にまでなりました。内容的にも世界最大級といえるような陶磁器交流の場になるよう、皆さんと一緒につくっていきたいと思います。

国際陶磁器フェスティバル美濃’24総決起大会

6月17日(月曜)の公務報告

<13時30分から 県強靱化推進本部員会議に出席>

<13時50分から 県デジタル・トランスフォーメーション推進本部員会議に出席>

<14時20分から 県こども政策推進本部員会議に出席>

 県庁で各本部員会議を開催し、現在の状況や課題、今後の取組みについて意見交換をしました。

 今回の県DX推進本部員会議では、DX推進計画のフォローアップやAIの活用事例の紹介、生成AIの試験利用について報告され、意見交換しました。特に生成AIについては、県庁においても今年1月から部局横断的に一部所属で先行して試験利用を行い、延べ500人を超える職員が利用しました。文案作成やアイデア出し、議事録の要約作成、プログラムのソースコード作成などに利用し、利用者の約8割が役に立ったと感じています。また9割を超える利用者が、今後の業務への利用に対して可能性を感じている結果となったことから、今後は全職員に拡大していくこととしました。利用することで業務効率化が進むことを期待する一方で、その技術進化は著しく、偽情報の顕在化など、リスクが国内外で議論になっています。道具は、使いこなしてこその道具です。利用ガイドラインの順守や研修受講も併せて行いながら、仕事を手助けするツールとして上手く使いこなし、生産性の向上や県民サービスの向上、地域課題の解決につなげていきたいと思います。

本部員会議

6月12日(水曜)の公務報告

<15時00分から 記者会見>

 3点について、記者会見をしました。

 1点目は「中部山岳国立公園奥飛驒ビジターセンター」について。7月13日(土曜日)、高山市奥飛騨温泉郷の平湯バスターミナルの南隣にビジターセンターがリニューアルオープンします。中部山岳国立公園の魅力の発信、自然体験や交流の場を提供する「旅の拠点」となります。乗鞍岳や新穂高など各エリアの自然や天候、観光、交通情報などを一元的に提供するほか、インバウンドも含め広域で周遊する観光客も多いことから、高山、白川郷、下呂温泉、松本など広域の観光情報についても収集・提供することとしています。多様な魅力にあふれた山岳観光地である中部山岳国立公園、その周辺への誘客、ひいては地域の活性化につなげていきたいと思います。

 2点目は「清流の国ぎふ芸術祭『第5回ぎふ美術展』」の開催について。今回で5回目となる「ぎふ美術展」は、応募資格に制限がなく、子どもから大人まで誰でも応募できる公募展です。県美術館を会場に、8月17日(土曜日)に表彰式・開場式を行い、9月1日(日曜日)まで開催します。審査員は、毎回新たな方々に入っていただいており、染織家で人間国宝の森口先生、皇居三の丸尚蔵館館長の島谷先生をはじめ、全国的に活躍されている一流の方々にご就任いただいています。現在も作品を募集中であり、応募期限は7月5日(金曜日)まで。是非、多くの方に応募いただければと思います。また、会期中の土日には、審査員による作品講評会やクロストークも開催予定です。この美術展のあとには国文祭があります。文化イヤーの一つとして楽しんでいただきたいと思います。

 3点目は「コクチバス駆除対策」について。令和5年(2023年)5月に長良川本川でコクチバスが確認され、鮎、鵜飼漁の伝承に大いなる脅威となっています。生息が広がらない段階での徹底的な駆除を目指して、現在、電気ショッカーボートも含めて、関係者一丸となって様々な対策をしているところです。今回、ふるさと納税制度を活用した「ガバメントクラウドファンディング」によって、生息調査や電気ショッカーボートなどによる駆除の資金を、広く募ることとしました。岐阜県民の方はご寄附のみの協力となりますが、県外在住の方につきましては、天然鮎や鮎加工品など清流長良川の自慢の品などを返礼品として用意しています。是非、ご賛同、ご協力をよろしくお願いします。

記者会見

6月10日(月曜)の公務報告

<10時00分から 坂祝町内で、第6回木曽川中流域観光振興協議会に出席>

 木曽川中流域の観光振興を目的として令和3(2021)年7月に設立された「木曽川中流域観光振興協議会」の6回目の会合に出席し、昨年度の事業報告と今年度の計画について、意見交換をしました。設立から3年になりますが、構成する美濃加茂、各務原、可児、犬山、坂祝の皆さんの熱意により、新たな船を使ったアクティビティやサイクリングなどを通じて、広域観光の形ができてきています。今年度は、これまでの取組みを一層拡充する予定であり、10月には地域一帯でイベントを開催します。木曽川での乗船体験を組み込んだガストロノミー・ウォーキングや沿川の酒蔵・ブリューワリー巡り、約100kmの木曽川サイクリングロードを走行する(仮称)ツールド・KISOGAWA、音楽フェスなどを計画しています。今秋は「清流の国ぎふ」文化祭2024が開催され、国内外から多くの方々が本県を訪れます。皆さんの連携した取組みを通じて、多くの方々に木曽川中流域の文化や歴史、魅力を大いにPRして欲しいと思います。

第6回木曽川中流域観光振興協議会

<13時30分から セラミックパークMINOで、国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会 2024年度第1回理事会に出席>

 今年10月18日(金曜日)から開催される国際陶磁器フェスティバル美濃に向けて、地元市長さんら関係者と意見交換を行いました。今回の理事会では、昨年度の事業報告などが承認されるとともに、開催PRポスターデザインなどの報告を行いました。開催まであと130日。本フェスティバルのメイン催事「国際陶磁器展美濃」には過去最多の作品応募があり、国際コンペにふさわしい規模、内容となりました。現在は2次審査が終了。200点を超える入賞作品で、どの作品がグランプリに輝くのか大変楽しみにしています。「清流の国ぎふ」文化祭2024のメイン事業の一つとして、世界に陶磁器の魅力、文化の素晴らしさを、しっかりと発信していきたいと思います。

国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会

6月7日(金曜)の公務報告

<12時00分から 都内の自由民主党本部で、「同党超電導リニア鉄道に関する特別委員会」に出席>

<14時00分から 都内で、2024年度リニア中央新幹線建設促進期成同盟会総会に出席>

<15時40分から 国土交通省で、斉藤鉄夫 国土交通大臣に対し、大村秀章 リニア中央新幹線建設促進期成同盟会会長・愛知県知事ら同会加盟県知事とともに、「リニア中央新幹線建設促進に関する要望書」及び「リニア中央新幹線建設を契機とした総合的な高速交通の将来像に係る要望書」を提出及び面談>

<16時20分から 総理大臣官邸で、岸田文雄 内閣総理大臣に対し、同メンバーとともに、「リニア中央新幹線建設促進に関する要望書」を提出及び面談>

<16時50分から 総理大臣官邸で、ぶらさがり記者取材対応>

 リニア中央新幹線の沿線10都府県で構成する期成同盟会の総会が開催されました。会長として愛知県、副会長として私のほか、神奈川県、山梨県、静岡県、長野県、三重県、奈良県の各知事が出席。総会に先立ち出席した「自由民主党超電導リニア鉄道に関する特別委員会」の委員長でもある古屋圭司衆議院議員をはじめ、国会議員、県議会議員、沿線首長、経済団体の皆さんも出席される中、今年度の事業計画などの審議や早期全線整備に向けた総会決議を決定しました。また、総会後には、岸田総理と斉藤国交大臣に対してそれぞれ要望書を提出するとともに、意見交換しました。

 岐阜県内のリニア工事は、9割を超える区間で着工済みでありますが、今般、瑞浪市大湫町で地下水位の低下が発生しました。現在、JR東海は工事を中断し、本県としても、専門家による審査会で精力的に検証や課題整理を行っているところです。問題が生じた際には、一度立ち止まって、一つ一つ見直す「急がば回れ」の精神が重要であり、また、地域との信頼関係を大切に対処していくことも大事です。この2点を大切にしながら、リニアの一日も早い開業に向けて、着実に取組みを進めていただきたいと思います。

リニア中央新幹線建設促進期成同盟会総会 要望活動 要望活動

6月5日(水曜)の公務報告

<11時30分から 篠花明 (株)バローホールディングス常務取締役管理本部長から、「『清流の国ぎふ』文化祭2024」及び「清流の国ぎふ総文2024」に係る協賛金目録を受領及び感謝状の贈呈>

 バローホールディングスさんから両文化祭への協賛金をいただきましたので、お礼を申し上げ、感謝状をお渡ししました。また、篠花常務さんからは、各店舗でポスター掲示やチラシを配架しPRしている旨、お話もありました。来店される多くの皆さんにPRしていただき、ありがとうございます。

 本日(6月5日)時点で、「清流の国ぎふ総文2024」の開催まで56日。7月31日(水曜日)に岐阜市の長良川国際会議場で総合開会式を開催します。
 また、「清流の国ぎふ」文化祭2024までは、あと131日。「清流文化地域推し活動(ちーオシ)」として進めている、市町村が選んだ文化の「推し」をモチーフにした「ちーオシスタチュー」の制作ワークショップも大盛況。七宗町の「ホタル」、垂井町の「相川のこいのぼり」、恵那市の「栗、恵那峡、岩村城、五平餅」など、それぞれの「推し」のオブジェの制作が各地で進められています。
 本番に向けて、皆さんと一緒になって盛り上げていきたいと思います。

株式会社バローホールディングスから協賛金目録を受領及び感謝状の贈呈

6月4日(火曜)の公務報告

<11時30分から 県庁で、丹羽俊介 東海旅客鉄道(株)代表取締役社長と面談>

 瑞浪市大湫町地内で地下水位が低下する事案が発生したことを受け、JR東海の丹羽社長と面談しました。

 5月13日のJR東海による住民説明会以降、本県では、JR東海への申入書提出、専門家からの意見聴取、沿線自治体意見交換会や県環境影響評価審査会・地盤委員会の開催など対応を進めてきました。
 現在、JR東海はトンネル掘削工事を中断しておりますが、県としても、審査会における議論を重ね、問題意識をしっかりと伝えていきたいと思います。
 また、丹羽社長からは県への報告が遅くなった旨、お話がありましたが、県や瑞浪市など沿線自治体と緊密に情報共有するとともに、地域住民の皆さんに丁寧な説明を行いながら、対策に取り組まれるようお願いしました。

東海旅客鉄道株式会社代表取締役社長と面談

<13時30分から 西尾直樹 県酪農青年女性会議委員長らから、父(乳)の日のプレゼントのPRとして牛乳を受領>

 6月1日は牛乳の日。6月は牛乳月間です。

 毎年、この牛乳月間と「父の日」(今年は6月16日)に合わせて、酪農家の皆さんが“「父の日」に牛乳(ちち)を贈ろう”というキャンペーンを展開しておられ、私も父親の一人として、県産牛乳や乳製品を贈呈いただきました。ありがとうございます。早速、その場で、おいしい牛乳を飲ませていただきました。これから暑い季節を迎えますが、喉を潤すにも、また日々の食卓にもう1杯と、皆さまにも是非とも岐阜県の牛乳を飲んでいただきたいと思います。

県酪農青年女性会議委員長らから牛乳を受領

6月3日(月曜)の公務報告

<11時30分から 山川弘保 郡上おどり運営委員会・白鳥おどり実行委員会名誉会長、野島征夫 県議会議員ら、郡上おどり・白鳥おどり開幕キャンペーンPRキャラバンと面談>

 7月の郡上おどり・白鳥おどりの開幕を前に、郡上市の山川市長さんや野島県議さんをはじめ、両おどりのキャンペーンPRキャラバンの皆さんがお越しくださいました。

 郡上おどりは、江戸時代・寛永年間(1624から1644年)に始まり、徳島県の阿波踊り、山形県の花笠踊りとともに、日本三大民謡踊りの一つと称されています。令和4年(2022年)には、民族芸能「風流踊」の一つとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されており、昨年は期間中に約30万人が訪れました。
 また、白鳥おどりも同じく江戸時代の享保8年(1723年)以前から踊られていたといわれ、平成15年(2003年)には、「白鳥の拝殿踊り」が国の選択無形民俗文化財に登録されています。今年からは、地元中学校の皆さんが白鳥おどりの司会進行などに参加することとなり、本日、PRキャラバンのメンバーとして生徒の皆さんからオリジナル手ぬぐいをいただきました。
 今年は文化イヤー。県内外から多くの方が本県を訪れます。是非、郡上おどりや白鳥おどりにも多くの皆さんにお越しいただき、踊りの輪に加わっていただければと思います。

郡上おどり・白鳥おどり開幕キャンペーンPRキャラバン

<15時30分から ティムラズ・レジャバ 駐日ジョージア特命全権大使と面談>

 ジョージアのティムラズ・レジャバ大使が、お越しくださいました。ジョージアは、ロシアとトルコに挟まれ、西側を黒海に面する国で、平成27年(2015年)までは「グルジア」と日本で呼ばれていました。面積は約7万km²(日本の約18%)、人口は約370万人(日本の約3%)、首都はトビリシです。主要産業は茶、柑橘類、ブドウ栽培などの農業や、紅茶・ワインなどの食品加工業、マンガンなどの鉱業です。同国は約8000年前からワインが造られていたことから「ワイン発祥の地」とも呼ばれており、大使からジョージアのワインをいただきました。また、教育関係でも岐阜と交流を深めていきたいことや、岐阜では長良川鵜飼を楽しみたい旨のお話がありました。1300年以上の歴史をもつ長良川の鵜飼などを通じて本県の伝統、文化に触れていただきたいと思います。

ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア特命全権大使と面談

6月1日(土曜)の公務報告

<13時00分から 岐阜市内で、「ハワイ大学地歌舞伎特別公演~海外からみた歌舞伎の魅力~」を鑑賞>

 ハワイでは日本人移民によって歌舞伎が浸透し、19世紀末から芝居小屋が建てられるなど、人気を博しました。1924年、ハワイ大学では、二世の日系大学生により「忠臣蔵」に基づいた演目が初めて演じられ、以降、同大学の演劇教育として歌舞伎が取り入れられています。今回、ハワイ大学歌舞伎上演100周年を記念し、地歌舞伎が盛んな本県への「里帰り公演」が行われ、地歌舞伎でもおなじみの演目「弁天娘女男白波」が披露されました。

 冒頭、同大との交流を続けている美濃歌舞伎保存会の小栗会長らから演目の概要や見どころなどを説明いただき、その後、英語バージョンの「浜松屋見世先の場」を鑑賞しましたが、大変素晴らしいものでした。

 本県は、全国有数の地芝居が盛んな地であり、県内では30を超える地歌舞伎保存団体が活動していますが、今回、日本から遠く離れたハワイの地で続く歌舞伎を通じて、国際交流、文化交流を行うことができました。9月1日からは、約3か月に渡り、地歌舞伎、文楽、能狂言、獅子芝居などの「清流の国ぎふ 地芝居・伝統芸能フェスティバル」を県内各地で開催します。是非、足をお運びいただき、岐阜の誇る地芝居を楽しんでいただきたいと思います。

ハワイ大学地歌舞伎特別公演

<17時00分から 中津川市内で、「田中千香士音楽祭2024 第24回明治座クラシックコンサート」を鑑賞>

 中津川市にある「かしも明治座」で行われたクラシックコンサートに参加しました。このコンサートはヴァイオリニストの田中千香士氏が「生のクラシック音楽に触れる機会が少ない山村の子どもたちに本当の楽器の音を感じさせたい」という熱意から、平成10年(1998年)に開催したことが始まりです。
 以降、毎年開催され、平成21年(2009年)に田中氏が亡くなったあとも、教え子により、その遺志が引き継がれており、今回で24回目を数えます。

 明治27年(1894年)に建てられた「かしも明治座」で、W.A.モーツァルトやR.シュトラウスなどの曲目が演奏され、素晴らしいコンサートを堪能しました。

田中千香士音楽祭2024第24回明治座クラシックコンサート

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