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「清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE(AAIC)」とは、想像力溢れる新たな才能の発掘と育成を目的として、本県が2017年から3年に一度開催する、全国規模の企画公募展です。
開幕を迎えたこの日、県美術館で開場式を開催しました。新型コロナウイルスの影響で1ヵ月半遅れましたが、開幕を迎えられて大変嬉しく思います。
2回目の今回は、「記憶のゆくえ」をテーマに作品を募集し、国内外から710点の応募、そこから書類審査を通過した18作品を展示しています。さらに、7月5日(日曜日)までの会期中に2次審査が行われ、大賞や審査員賞が決定されます。
平均39歳の若い才能が、岐阜から全国へ世界へと羽ばたいていくことを期待しています。
事前予約制による入場制限や、オンライン会議による受賞者の選定など、感染防止対策を工夫しながら開催し、「コロナとともにある新しい日常」における文化・芸術のあり方を示す新たな一歩にしていきます。
来場者の皆さんには、「新しい日常」を意識しながら、AAICの世界を存分に堪能していただきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症の影響は農業分野にも及んでおり、インバウンドや外食需要の減少を受けた農作物の価格の下落や、外国人技能実習生の入国制限などによる労働力不足が深刻化しています。
この労働力不足に対する一つの答えが、ロボット技術やICTを活用して農作業の省力化・効率化を図る「スマート農業」であり、本県では、全国に先駆け昨年3月に推進計画を策定して取り組んでいるところです。
こうした中、この日「岐阜県スマート農業推進センター」を海津市に開所しました。
この施設では、最新のスマート農業機器の展示・実演、生産者向けの研修会の開催に加え、スマート農業推進に必要なデータの収集・分析も行っています。
農業関係者の皆さんにこの施設を大いに活用いただき、本県のスマート農業を発展させていきます。
本年10月31日(土曜日)から11月3日(火曜日・祝日)に開催を予定しておりました「ねんりんピック岐阜2020」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえ、1年延期することになりました。
中止ではなく延期ということで、大変ほっとしているところです。来年の開催に向けて、岐阜の魅力を存分に堪能していただけるよう準備を進めていきます。
そして、1年後には新型コロナウイルス感染症に打ち勝って開催する、記念すべき大会になることを期待しています。