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県では、原子力災害に対する備えとして、安定ヨウ素剤などの物品の備蓄やモニタリング体制の構築などに努めているところですが、今日は、広く県民の皆さんのご参加により、原子力防災訓練を実施しました。
今回の訓練には、市町村、県警、自衛隊、消防など関係機関は勿論のこと、今回は医師会や薬剤師会、診療放射線技師会の皆さんなど、1,000人を超える方々が、原子力災害発災時にどのような行動をとるのか確認していただきました。
特に、今回は、揖斐川町及び関ケ原町の住民の皆さんの参加による安定ヨウ素剤の服用、退避訓練などの実動訓練、モニタリング訓練の全圏域での実施など、より実態に近いものとしました。
今後とも、このような訓練を通じて、原子力災害発生時における初動体制・防災体制、関係機関との連携体制を強化していきたいと考えています。
2013年も、残すところわずかとなりました。
今年は、ぎふ清流国体・大会の大成功を、ふるさと岐阜県の未来づくりにつなげていくため、真正面から取り組んだ1年でした。
今年の東京国体では天皇杯5位、皇后杯3位、障がい者スポーツ大会では78個のメダルと、県選手団は昨年の勢いそのままの活躍を見せつけ、県内では29のアジア・全国レベルのスポーツ大会が開かれるなど、スポーツ一色に染まった昨年の雰囲気がそのまま続きました。
そして、岐阜県経済の発展に向けた成長・雇用戦略の策定や農林水産業の活性化にも取り組みましたし、2015年の「全国育樹祭」、2016年の「全国レクリエーション大会」と続いて開催されることも決定しました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックは日本中が世界との大交流の場となります。これらの諸行事や北陸新幹線の開通、東海北陸自動車道4車線化、東海環状自動車道西回りの完成など、岐阜県の未来づくりに力強く取り組んでまいりたいと考えています。
今年一年、皆さんには「清流の国ぎふ」づくりに様々な形でご参画いただき、ありがとうございました。
よい新年を迎えられることをお祈りいたします。