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この日、「Trip Base 道の駅プロジェクト」によるホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜清流里山公園」のオープニングセレモニーに出席しました。
積水ハウスとマリオット・インターナショナルが手掛けるこのプロジェクトは、「道の駅」を拠点に地域の知られざる魅力を渡り歩く旅の提案を通じて、地方創生を目指すものです。今回、開業全国第1号ということであり、大変光栄に思います。
ホテルに隣接する公園は、平成15年に「平成記念公園 日本昭和村」としてスタートし、平成30年に入園料を無料化し、岐阜の里山の魅力を体験できる施設としてリニューアルオープンしました。リニューアルして2年半で150万人の方にお楽しみいただいています。
また、本県では、コロナ禍における宿泊旅行を促進するため、“安心ステイ~ほっと一息ぎふの旅”キャンペーンを展開し、今年度末までに10万人の宿泊需要の創出を目指しています。国のGо Tоキャンペーンと合わせて、徐々に客足が戻り始め、コロナで打撃を受けた観光業が回復に向かうという良い流れ中でのオープンとなりました。
本県には、北海道に次いで全国で2番目に多い56もの道の駅があります。また、これを皮切りに、美濃市・郡上市・高山市にも同ホテルが開業します。これらを“旅の拠点”としていただき、一人でも多くの人にこの地域の魅力を巡って、楽しんでいただけるよう期待しています。
皆さんも是非一度ご利用ください!
来年1月に本県で開催する第76回国民体育大会冬季大会「ぎふクリスタル国体2021」は、恵那市の「岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場」でスピードスケート競技会を行います。
本大会は、昭和44年の「流葉国体」、平成8年の「ぎふスズラン国体」、平成24年の「ぎふ清流国体」に続き、県内で開催される冬季国体としては9年ぶり4度目です。
この日、大会100日前を迎え、県庁前でカウントダウンボードのお披露目をしました。
大会スローガンである「銀嶺に きらめく夢は 無限大」にあるように、参加する全ての人々の無限の夢がきらめくよう、県民を挙げて盛り上げていきたいと思います。
一方で、本大会は、コロナ禍で開催される初めての国体です。安心して参加いただけるよう、感染症対策に努め、おもてなしの心でお迎えしてまいります。
また、来年は、1年延期となった「東京2020オリンピック・パラリンピック」、10月には「ねんりんピック2021」の開催年です。本大会がスポーツビッグイヤーの幕開けにふさわしい大会となるよう、しっかりと、準備を進めていきます。
「岐阜関ケ原古戦場記念館」は、天下分け目の戦いの舞台となったこの地に、構想から足掛け6年以上の月日を経て、様々な方のご支援のもと、戦国武将観光の新たな拠点として整備を進めてきました。
1600年10月21日の関ケ原の戦いから420年という、まさにこの日、ようやくオープンを迎えることができ、感慨無量です。
この記念館は、関ケ原の魅力を様々な角度から掘り起こして、皆さんに楽しんでいただけるように整備していく長い道のりの通過点の1つです。
また、アメリカの「ゲティスバーグ古戦場」、ベルギーの「ワーテルロー古戦場」と「3大古戦場協定」を結んで、岐阜の、日本の関ケ原というだけではなく、世界に向けて発信することにも取り組んでいます。
今後、この地の魅力を我々の財産として、記念館とともにブラッシュアップし、本県の戦国武将観光の推進につなげていきます。
館内では、合戦に参戦した武将の甲冑、屏風、刀剣などの展示のほか、グラウンド・ビジョンや大型スクリーンにより、楽しみながら関ケ原の戦いを体験していただくことができます。また、全方位ガラス張りの5階の展望室からは、各武将の陣地跡を見渡す景色も楽しめます。
皆さんのご来館をお待ちしております!