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「中津西地区第4区」(中津川市)へのアドバイザー派遣に関する取り組み
中津西地区第4区は、少子高齢化時代の福祉問題と環境整備問題等を念頭にして、区民の声に耳を傾けて「気楽に話し合えて笑顔で暮らせる第4区」のスローガンを遵守し、継続課題の推進と安全で安心してふれあいと友愛の気持ちを大切に「声をかけ愛」明るく楽しく生活できる4区を目指しています。
県では、同区の「役員の高齢化による担い手不足、若い世代の地域活動参加が少ない、マンション・アパート住民との連携」等の課題を検討するために、同様の課題を抱える地域の取組事例を紹介していただくアドバイザーを派遣しました。
可児市若葉台の取り組みを紹介していただきました!
平成26年1月26日(日曜日)に、可児市若葉台高齢福祉連合会代表村上博三(むらかみひろぞう)氏を講師にお招きして、「高齢化地域を幸齢地域に~地域住民主体ではじめる小地域近隣福祉活動~」と題して、第4区役員の皆さんを対象ご講話をいただきました。
講師の村上氏からは、
・若葉台で各種の取り組みを始めたのは、「住み慣れた我が家でいつまでも自分らしく暮らしたい」との思いからである。
・各種事業において男性の参加率が低かったため、「ダンディーサロン」を始めたところ、多くの男性が地域へ出てくるようになった。
・買い物支援事業では、30人程度のボランティアが生きがいを感じて取り組んでくれている。
・高齢福祉連合会では、「対等の原則」「任意参加の原則」を基本としている。
・年齢や職歴等は関係なく、役割はあっても地位はなし!
・割り当ては不平等をもたらすので、できる人ができる時にできることだけをやれば良い!
・行政機関等はあてにしない。
など、若葉台における取り組み状況を紹介していただきました。
第4区では若葉台の事例を参考に、現状の班編成を踏まえた今後の方向性やボランティアへの協力について、検討していくとのことでした。