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若葉台災害時炊き出し訓練の実施
若葉台で災害時炊き出し訓練を実施しました!
平成25年5月21日(火曜日)に、若葉台自治会(防災委員会)では、災害時の避難場所となる集会所において、避難住民の皆さんに配給する食事提供のノウハウを学ぶため、災害時炊き出し訓練を実施しました。
炊き出し訓練では、震災によりガス、水道等の公共インフラが使用できなくなったとの想定のもと、炊き出し訓練の豊富な経験を有する、岐阜市本荘地区自治会連合会会長井上(いのうえ)いほり氏、同連合会第7支部長・防災士高橋幸雄(たかはしゆきお)氏をアドバイザーに迎え、若葉台防災委員会の皆さんが自ら企画・運営して実施しました。
当日は、岐阜市本荘地区の皆さん約20人にも視察・参加していただき、本訓練に参加された若葉台の住民の皆さん約20人と、互いに助言し合い、交流を深めながら、近隣の里山整備により保管された薪をくべ、斫を利用した炊き出し訓練を行いました。
炊き出し訓練の準備
若葉台防災委員会の皆さんをはじめ住民スタッフの皆さんが、テントや机・イスの設置、薪や斫の移動など、災害時を想定し、自らの手で一から準備しました。
炊き出しの実施
皆さんで協力し、100人分のおにぎり、豚汁をつくりました。
講評・意見交換
意見交換では、
- 災害時には指示待ちでは対応できない。自らが考えて動くことが大切である。
- 情報が混乱する現場では、情報の集中、周知の徹底が必要である。
- 避難された方を迎え入れる際には、最後まで徹底してサポートする心構えを持つ必要がある。
- 防災に関する日頃の会話が、防災意識の向上につながる。
などの指摘がありました。
炊き出し訓練に参加された方からは、
- 実際に体験して、人員配置や分量、手順など、計画を立てる際の参考になった。
- 一から準備する初めての体験であったが、自分たちにもできることが分かり自信になった。
- 災害時炊き出しのマニュアル整備に努めたい。
などの意見、感想がありました。