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重竹遺跡陶器11
遺跡名
重竹遺跡
所在地
関市下有知
時代
中世
種類
陶器
出土状況
竪穴建物跡(G635)
5世紀前半に製作された、陶器(古瀬戸)の縁釉小皿です。
胴部に丸みがあり、口縁部の外面が強いナデによって窪んでいます。内面には墨痕のようなものがあり、見込(内面底)が摩耗していることから硯として使われた(転用硯)可能性があります。鉄釉は口縁部内外面のみに施されており、その他は錆釉(さびゆう)が施されていたと考えられます。
口径:(10.5)cm
底径:4.2cm
器高:2.7cm