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荒尾南遺跡土師器3
遺跡名
荒尾南遺跡
所在地
大垣市荒尾町・桧町
時代
古墳時代
種類
土師器
出土状況
方形周溝墓(SZc40)
いわゆるパレススタイルと言われる壺です。口縁部は外反し、口縁端部を下方に拡張して、横線文を施しています。口縁部内面には凹み羽状刺突文が見られます。上胴部は横線文と鋸歯状文を施し、赤彩されています。墳丘南東隅に一部露出した状況で出土しました。墳丘盛土の下部からはこれよりも古い時期の土器が出土していることから、一度方形周溝墓が造られた後、時を隔ててさらに墳丘を盛り上げる時に埋納したものであると思われます。
口径17cm6mm
底径7cm3mm
器高32cm3mm