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セキュリティ東海株式会社出前講座
セキュリティ東海株式会社への出前講座について
企業で働く現役世代の地域デビューを応援する出前講座を、セキュリティ東海株式会社で開催しました
平成24年12月10日(月曜日)に、セキュリティ東海株式会社様(多治見市)のご協力により、従業員の皆さんを対象として、メンタルヘルスとNPOによる生活支援活動について一緒に学ぶ出前講座を開催しました。
出前講座では、約15人の従業員の皆さんにご参加いただき、キャリア・カウンセラーとして事業所のメンタルヘルス支援を行っている「キャリアラボオフィスソーマ」代表の岡本秀徳(おかもとひでのり)さんを講師にお招きし、職場のストレスに対するメンタルヘルスの対処法として、自分や同僚、上司などそれぞれの立場から必要な見守りや声掛けの仕方などについてご講話いただきました。
また、多治見市のNPO法人「宅児老所楽らく」代表の武田美津子(たけだみつこ)さんを講師にお招きし、サロンの運営や日常生活支援など、地域の高齢者や障がい者を支えるための取り組みを紹介し、地域活動のやりがいなどについてご講話いただきました。
「ストレスに負けずに働き続けるには」
講話の様子1 |
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講師の岡本さんからは、
- 職場のストレスに対するケア対応は、セルフケアからラインによるケア、事業所内ケア、事業所外ケアと段階に応じて対応することになるが、セルフケアとして、まずは自分の置かれているストレス状態と不調に陥るサインに気づくことや、自分の価値観と自らに関心を持つことの必要性に気付くこと
- ラインによるケアとして、部下への声掛けや調子を確かめるなど、周囲と日頃のコミュニケーションを積極的に行い、周りの様子に関心を持つことが必要であることや、話を聴く姿勢が必要であること
などの講話がされました。
「地域で支え合って暮らし続ける」
講話の様子2 | 講話の様子3 |
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講師の武田さんからは、
- 任意のボランティア団体からNPO法人へと移行された経緯や利用者一人ひとりに寄り添り、地域の協力を得て活動していること
- 地域の方から賛助会員として支援を受けているほか、主婦や退職後の高齢者の方にはボランティアスタッフとしてお手伝いいただいているが、皆さん、いきいきと活動しており、NPO法人としても大変助かっていること
などの講話がされました。
受講者からは、「自分にも思い当たることがあり、上手にストレスの解消法を見つけていきたい。」という意見や「自分の住む地域の福祉サービスや支え合いの取り組みがよく理解できた。」、「地域活動への参加の必要性が認識できたので、後は活動にどうやって取り組むべきか聞きたい。」などの意欲的な意見がありました。