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平成24年度コミュニティ診断士研修会の開催
平成24年度岐阜県コミュニティ診断士研修会を開催しました。
岐阜県コミュニティ診断士のスキルアップを目指して研修を行いました!
岐阜県コミュニティ診断士は、岐阜県と岐阜経済大学が共同認定している地域コミュニティの課題解決を支援する専門人材であり、日頃より県内各地において、地域コミュニティの再生・活性化に向けた活動を積極的に進めています。
このたび、県では、コミュニティ診断士の方々が、日頃の活動に必要となる地域コミュニティの調査・診断スキルの習得を目指した研修会を下記のとおり開催しました。
この日の研修会には、県内各地から25名のコミュニティ診断士が参加し、コミュニティ施策の専門家による講話を通して、地域コミュニティを取り巻く最新の状況や今後の活動の進め方について学んだ後、各グループに分かれて実際の活動場面を想定したワークショップを行い、スキルアップを図りました。
平成24年度岐阜県コミュニティ診断士研修会
- 日時平成24年5月10日(木曜日)13時30分から17時30分
- 場所大垣市スイトピアセンター「学習館・スイトピアホール」
- 研修内容
講話
愛知大学地域政策学部鈴木誠教授より、「岐阜県の地域経済・社会構造と地域問題~コミュニティ診断士へ期待すること~」と題して講話をいただきました。
講話では、県内における人口減少と急増する単身世帯の状況など地域コミュニティを取り巻く状況や、圏域・市町村別の市町村民所得の統計データ等をもとに、「コミュニティ診断士として活動するうえで、地域ごとに背景・状況が異なることを意識することが大切。」とアドバイスされました。
また、今後のコミュニティ診断士の活動について、「多様な住民が参加した住民自治を実現するコミュニティづくりを支援する役割がコミュニティ診断士に期待されています。」と語られました。
オリエンテーション
岐阜経済大学経済学部菊本舞准教授より、各グループによるワークショップを行うにあたり、「人々の生活の中にある全体性を考慮して討議を進めてほしい。」とアドバイスをいただきました。
ワークショップ・成果発表
コミュニティ診断士が4つのグループに分かれてワークショップを行い、各テーマにもとづき、地域が抱える問題・課題を的確に把握し、最適な解決方策を導き出すための調査・診断の進め方について討議しました。
ワークショップ終了後、各グループごとに、討議の結果をまとめて発表するとともに、熱心な質疑応答が行われました。
総括・講評
鈴木教授、菊本准教授より、ワークショップ・成果発表について、講評いただき、今後の活動に向けてアドバイスをいただきました。