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統計で見る最近の県経済四半期201104
『統計で見る最近の県経済』は代表的な経済指標の動きをグラフ化することにより、岐阜県経済の現状を多面的・視覚的にとらたものです。
今回は平成23年4〜6月期のデータを中心に分析を行いました。
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岐阜県経済の概況
景気は東日本大震災の影響などにより依然厳しさが残るなか、持ち直しの動きが見られる。
- 景気動向指数
足踏みを示している。 - 企業の景況感
大幅に上昇し持ち直してきており先行きも小幅ながら回復傾向にある。 - 生産
生産は、東日本大震災の影響で低下したが、このところ持ち直しの動きが見られる。 - 企業の業績
製造業で13社中5社が、非製造業で9社中6社が、前年同期の売上高を上回っている。 - 設備投資
建築着工は持ち直しの動きがみられる。 - 公共工事
前年を下回った。 - 企業の倒産
1-8月の倒産件数は前年を上回ったが、負債総額は前年を下回った。 - 雇用情勢
持ち直しの動きがみられるものの、雇用情勢は厳しい状況が続いている。 - 個人消費
大型小売店販売額は増加傾向にある。
新車販売は前年を大幅に下回った。
住宅着工戸数は前年を下回った。 - 消費者物価
消費者物価は、22年5月以降、前年を下回っている。 - 観光
主な観光地の4-6月期の観光宿泊客数は前年を下回った。 - 金融
円高が進行し、円・ドル為替レートは83円から77円の間で推移している。