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統計で見る最近の県経済四半期201101
『統計で見る最近の県経済』は代表的な経済指標の動きをグラフ化することにより、岐阜県経済の現状を多面的・視覚的にとらたものです。
今回は平成23年1〜3月期のデータを中心に分析を行いました。
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岐阜県経済の概況
景気は一部に持ち直しに向けた動きがみられていたが、東日本大震災の影響により弱い動きがみられる。
- 景気動向指数
改善を示している。 - 企業の景況感
景況感は3期振りに上昇し足踏みを脱しつつあるが、下振れするリスクも存在する。 - 生産
このところ減少しており、3月は東日本大震災の影響がみられる。 - 企業の業績
平成23年3月期決算は、22社中16社が増収、15社が増益。 - 設備投資
建築着工は持ち直しの動きがみられる。 - 公共工事
前年を下回った。 - 企業の倒産
倒産件数、負債総額ともに前年を上回った。 - 雇用情勢
持ち直しの動きがみられるものの、雇用情勢は厳しい状況が続いている。 - 個人消費
大型小売店販売額は増加傾向。
新車販売は前年を大幅に下回った。
住宅着工戸数は前年を下回った。 - 消費者物価
消費者物価は、総合が22年11月以降前年を上回っている。 - 観光
主な観光地の1-3月期の観光宿泊客数は前年を下回った。 - 金融
22年3月以降円高方向に推移していたが、10月以降は81円から84円の間で推移している。