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東陽英朝禅師塔所[とうようえいちょうぜんしたっしょ]
分類 | 史跡 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 各務原市那加新加納町 |
所有者 | 少林寺 |
指定年月日 | 昭和44年1月22日 |
東陽英朝は、正長元年(1428)、美濃国賀茂郡に土岐持頼の子として生まれた。幼い頃、京都天龍寺で得度し、文明13年(1481)には大徳寺53世になり、延徳元年(1489)には妙心寺13世になった。
美濃においては、八百津の大仙寺、下麻生の臨川寺、恵那郡大川(現瑞浪市)の林昌寺等を再興開山している。
また、尾張の豪族薄田加賀守が厚見郡新加納に少林寺を中興した際、英朝を少林寺第1世に招請した。永正元年(1504)8月77歳で少林寺において死去した。塔所は、寺の本堂の西側に船形の自然石の石塔が建てられている。