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木質バイオマス利用促進
木質バイオマス利用推進施策の位置づけ
木質バイオマス利用推進は、令和4年3月に策定した「第4期岐阜県森林づくり基本計画」において、「林業・木材産業の振興」の施策の中の「都市の木造化・脱炭素社会の実現に向けた県産材の需要拡大」に位置づけています。
また、需給変動に柔軟かつ迅速に対応した木材の効率的・安定的な供給と、森林所有者への利益還元を目的とし、燃料材主体でも収益が期待できる森づくりを推進していくための指針として、「エネルギーの森づくりの方針」を令和7年3月に策定しています。
県の支援制度等
木質バイオマス利用に対する主な支援(林政部関連)は以下のとおりです。
- エネルギーの森実証支援事業
燃料材林に適した樹種の選定や施業体系の構築のため、燃料材林(エネルギーの森)の整備等の実証に取り組む事業者等に対し、その整備や試験研究に対して補助を行います。 - エネルギーの森整備支援事業
計画的な燃料材林(エネルギーの森)の造成を促進するため、エネルギーの森の整備を行う事業者に対し、燃料材の搬出量に応じて経費の一部を補助します。 - FIT申請に関する県への事前説明
発電事業者がFIT制度(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)に関するバイオマス燃料の調達及び使用計画書を資源エネルギー庁に提出する際に県への事前説明が必要となります。 - 木質バイオマス加工流通施設等整備事業
木質バイオマスの利用を促進するため、加工施設や利用施設の整備等に対して補助を行います。 - 木質バイオマス利用施設導入促進事業
木質バイオマスの利用を促進するため、公共施設や多くの県民が利用する商業・観光・レジャー施設等への木質資源利用ボイラー、木質ペレットストーブ、薪ストーブの導入に対して補助を行います。 - 岐阜県木質バイオマス利用アドバイザー
木質バイオマス利用に関する専門的な知識や豊富な経験を有する人材を「岐阜県木質バイオマス利用アドバイザー」に認定します。