本文
おおたザクラ
おおたザクラ[おおたざくら]
分類 | 天然記念物 |
---|---|
指定別 | 県 |
所在地 | 大野郡白川村荻町 |
所有者 | 本覚寺 |
指定年月日 | 昭和47年7月12日 |
本堂に向かって左側にあるこのサクラは、根元の幹周囲2.25m、幹は根元のすぐ上から2幹に分かれており、太い方の周囲1.5m、細い方の周囲1.0m、樹高6.7m、枝張り東3.7m、西5.9m、南2.0m、北6.3mである。花期は5月下旬で淡紅色の八重の花をつける。
このサクラは、画家の太田洋愛氏が本覚寺境内で昭和44年(1969)5月に発見したサトザクラの新種であり、花が大きく花弁の多いものは90枚を数え、雌しべの数は15〜20本である。大井次三郎氏によりPrunuslannesianacv.Ohtazakuraと命名された(昭和44年6月26日)。
なお、本堂に向かって右側にも1本あったが、昭和45年3月に雪折れにより枯死した。