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祖師野八幡神社の社叢
祖師野八幡神社の社叢[そしのはちまんじんじゃのしゃそう]
分類 | 天然記念物 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 下呂市金山町祖師野 |
所有者 | 祖師野八幡宮 |
指定年月日 | 昭和48年6月13日 |
下呂市金山町から馬瀬川に沿って8kmほどさかのぼると祖師野八幡宮がある。ここは養和元年(1181)の創建で鎌倉鶴岡八幡宮の分身といわれている。
この社叢にはスギ、ヒノキが多くなかでも神社に向かって左、右側のスギはそれぞれ根元の幹周囲8.4m、7.6m、目通り幹周囲6.2m、5.8m、共に樹高40mである。社殿の左後方のスギは根元の幹周囲7.2m、目通り幹周囲5.8m、社殿の裏には根元の幹周囲7.0m、目通り幹周囲5.6mのスギの巨樹をはじめ数多くのスギが生育しうっそうとした社叢をつくっている。また、社殿近くには「霜月サクラ」がある。根元近くから3幹に分かれ、それぞれの幹周囲0.45m、0.3m、0.25mで樹高3mである。このサクラは晩秋から初冬にかけて開花する。11月中旬頃花盛りで、12月まで咲き続ける。11月に開花することからこの名が付けられている。