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洞のミズバショウ、リュウキンカ群生地
洞のミズバショウ、リュウキンカ群生地[ほらのみずばしょう、りゅうきんかぐんせいち]
分類 | 天然記念物 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 飛騨市宮川町洞 |
所有者 | 飛騨市 |
指定年月日 | 昭和52年6月24日 |
JR高山本線坂上駅から北東10km、標高980mにあるこの湿原は、宮川支流、洞谷の源流をなしている。四方を山に囲まれた総面積90,000m2、その内指定地の面積は50,000m2で北東〜南西に長くほぼ楕円形の湿原である。ここに長さ500mの木道があり、北東に向かって木道の右側に長さ800m、幅2mほどの流れがあり、その両岸にミズバショウ、リュウキンカの群落がある。この群落に混じってわずかにザゼンソウ、コパイケイソウ、ヤナギ、コメツガなどがみられる。
5月上旬には、満開の純白のミズバショウ、純黄のリュウキンカが湿原特有の景観をつくり出す。