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神代スギ
神代スギ[じんだいすぎ]
分類 | 天然記念物 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 高山市清見町森茂野尻 |
所有者 | 崇教真光 |
指定年月日 | 昭和45年1月20日 |
このスギは、森茂川上流部の森茂地区にある。根元の幹周囲5.8m、目通り幹周囲5.34m、樹高31.7m、枝張り東8.6m、西8.3m、南10.9m、北9.9mである。主幹から数多くの枝が幹にほとんど平行に上方に伸びているのが特徴であり、スギの一変種といえる。
言い伝えでは、天正年間(1573〜92)に金森長近が森茂金山を開き、その頃から鉱山師たちの信仰心は厚く、このスギを「神のよりしろスギ」として崇めたという。現在、根元には金鉱を祀る祠がある。