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坂下のモミラン
坂下のモミラン[さかしたのもみらん]
分類 | 天然記念物 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 中津川市 |
所有者 | 個人所有 |
指定年月日 | 昭和47年12月13日 |
このモミランは、中津川市坂下にあるカヤ(幹周囲2.12m、樹高13m)に着生している。モミランは暖地性植物であり、紀伊・四国にみられる。この地のモミランは、奥原弘人氏(昭和29年長野県山口小中学校長)により発見された。
葉は小形で同形、二列つき楕円形をしている。3〜4月頃黄緑色の花をつける。花茎5〜7mm、花弁は楕円形で長さ2mm、がく片も同形で長さ約2.5mm、唇弁は三裂し中片は大形凹頭で腎形、両側は円く長さ1.5mm、幅約3mmである。
モミランは県下では極めて珍しい。