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飛州下原中綱場[ひしゅうしもはらなかつなば]

分類 史跡
指定別
所在地 下呂市金山町福来中綱
所有者 福来区
指定年月日 昭和48年6月13日

飛州下原中綱場

 中綱場は下原八幡神社前から約100m益田川を溯った所にある。そこは、川幅の最も狭いところで、両岸に大きな岩がある。この岩に大きな藤綱を結びつけて、飛騨南方山中から伐り出されたご用木を、この綱でいったん止めて、木材改めを行った。
川東の福来側に3軒の御番所と番小屋を設け、木材改役人や筏師が常駐していた。綱の長さは約170mであったと言う。毎年秋村中総出でつくり、両岸の岩にかけたと伝えられる。
改められた木材は、元のように川下しをおこない、加茂郡下麻生で再び、員数を確認し、筏に組んで白鳥湊へ運ばれた。