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加藤歩簫文字書岩[かとうほしょうもじかきいわ]
分類 | 史跡 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 飛騨市神岡町西茂住 |
所有者 | 飛騨市 |
指定年月日 | 昭和35年3月30日 |
神岡鉄道茂住駅の南方約1.7km、高原川左岸に、自然石の巨大な句碑が屹立している。
凡兆わしの巣の樟のかれ枝に日は入ぬ芭蕉十哲の一人、凡兆が元禄のはじめころ、越中中街道を通り抜け飛騨に入ろうとした。しかし、難所続きのため、この地まで来て、この先を踏破できず引き返した。その時上記の句を残したと伝えられる。
この故事を飛騨高山の国学者であり、俳人であった加藤歩簫が知り、遺詠地を探り、凡兆のこの句を大書して岩に刻ませ記念としたものである。