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赤保木古墳群[あかほぎこふんぐん]
分類 | 史跡 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 高山市赤保木町ボタ上 |
所有者 | 赤保木史跡保存会 |
指定年月日 | 昭和45年1月20日 |
赤保木古墳群は、赤保木地区の北東、川上川左岸の河岸段丘上に造営された群集墳である。江戸時代には「九ッ塚」と呼ばれ9基の古墳が存在していたが、現在は5基のみ遺存している。大正2年(1913)に5号墳の北東にあった6号古墳が土取りのため破壊された際、環頭太刀・直刀・曲玉・管玉・小豆玉・丸玉・金環・鉄鏃等の副葬品が出土した。
平成4年、古墳広場の整備に伴い5号墳の発掘調査をしたところ、竪穴式石室であることが判明した。また、その際北側に板状の石を組み合わせて造った箱式石棺も発見された。