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妻木城跡[つまぎじょうあと]
分類 | 史跡 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 土岐市妻木町 |
所有者 | 土岐市 |
指定年月日 | 昭和31年11月14日 |
妻木城は妻木町上郷地区にある城山の山頂に構築されている。城山の山頂には喰違い門、太鼓櫓、本丸跡と言われる地に石塁、石積みが残っている。また、土屋敷跡から山頂に登る途中に出丸跡の土塁と思われる遺構が残る。
妻木城は文和年中(1352〜1356)土岐頼重が築城したと伝えられる。その4代目頼照は妻木氏を称し、代々居城とした。妻木氏は関ケ原の戦いで徳川家康方に属し、戦功を挙げたことにより、土岐郡南部九ヶ村6,800石を安堵された。その後、万治元年(1658)頼次が病死して跡継ぎがなかったため家が絶え、妻木城も廃城となった。