ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

徳平古墳[とくだいらこふん]

分類 史跡
指定別
所在地 恵那市明智町徳平
所有者 恵那市
指定年月日 昭和33年12月14日

徳平古墳

 徳平古墳は、明智鉄道明智駅の北西約1kmの位置にある。直径11.5m、墳丘の高さ2.2mの円墳である。内部構造は南に開口した横穴式石室で、石室の全長は5.4mである。玄室はかなり胴が張り出した形態であり、長さ3.3m、奥壁の幅1.1m、中央部付近で1.9m、高さ1.75mである。羨道部の現在長は1.9m、入口付近の幅1.2mである。
昭和30年(1955)の発掘調査により、石室内において少なくても4体分の遺骸があったことが確認された。副葬品は滑石製臼玉1個・鉄製小刀2口・鍔1個・刀子8口以上・鉄鏃12本以上、土器類は長頸壺2個・短頸壺1個・平壺1個・高坏1個等が発見された。