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山田横穴[やまだよこあな]
分類 | 史跡 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 可児郡御嵩町伏見 |
所有者 | 伏見区外 |
指定年月日 | 昭和32年12月19日 |
山田横穴群は御嵩町の西端に位置し、標高261mの高根山から南に伸びた丘陵の斜面に築かれている。横穴は俗称サバ山と呼ばれる凝灰岩の露頭に掘られており、総数6基ある。
その内、第1号墓と第6号墓の2基は原形をよくとどめている。1号墳は前室と後室の2室に分かれており、前室の規模は、入口幅1.1m、奥の幅1.35m、高さ1.5mである。後室は入口の幅0.9m、奥壁の幅1.1m、高さ1.3mの規模である。第6号墓は、この横穴群中最も大きな規模である。内部は1室で、その長さは6m、入口の幅2.5m、高さ2.6mである。奥壁には小室が掘られている。