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亀山古墳[かめやまこふん]
分類 | 史跡 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 揖斐郡大野町上磯亀山 |
所有者 | 上磯区 |
指定年月日 | 昭和49年6月18日 |
亀山古墳は、揖斐川と薮川の合流点北方約4km、両河川に挟まれた標高20mの沖積低地に位置する前方後円墳である。上磯古墳群の中でもっとも西にあり、全長約98.2m、後円部直径62m、高さ8.5mである。くびれ部の幅32.5m、高さ2.8mで前方部の幅34m、高さ3mの二段築成と考えられる。宝永7年(1710)に、後円部頂上より冠・鉄刀などが出土し、文政12年(1829)に、前方部の上に真宗学寮を建設した際、ぼう製鏡2面(四獣鏡、六獣鏡)が出土したという。築造時期は、4世紀後半から5世紀前半と考えられる。