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稲葉一鉄の墓[いなばいってつのはか]

分類 史跡
指定別
所在地 揖斐郡揖斐川町長良
所有者 月桂院
指定年月日 昭和39年3月2日

 稲葉一鉄は戦国期の美濃の武将で、織田信長、羽柴秀吉に仕えた。祖父は越智通富で、諸国歴遊後、美濃の守護土岐成頼に仕え、池田郡に居住して稲葉氏を称した。稲葉一鉄は永正12年(1515)備中守通則の6男として生まれ、はじめ長良の崇福寺に入って僧となり、大永5年(1525)牧田の合戦で父・兄を失ったため、還俗して11才で家督を継ぎ土岐頼芸に仕えた。氏家常陸介卜全・安東伊賀守道足と共に西美濃三人衆と称された。天正12年(1584)70才にして揖斐郡清水城に隠退し、74才で没した。
一鉄の墓は、揖斐川町月桂院の墓地内にある。周囲に石垣をめぐらし、一段高くした壇上に、一鉄夫妻とその子貞通正妻、継妻の4基の五輪塔がある。