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上保本郷遺跡中世土師器皿
遺跡名
上保本郷遺跡
所在地
本巣市上保
時代
中世
種類
土師器
出土状況
SD269・SD368(20地点)
発掘区南西部の区画溝からは、土師器皿がまとまって出土しました。口径7cmから9cmの小型の皿と、口径11cmから14cmの大型の皿があり、いずれもロクロを使用せず「手づくね」によって作られたものです。土師器皿は、饗宴や儀礼に伴って使用され、特に大型の皿は身分の高い人が用いたと考えられています。区画溝以外にも多くの地点で中世全般を通じて土師器皿が数多く出土しており、当遺跡が一般的な集落よりも階層の高い居住者の集落であったことを示す資料と言えます。
口径:7cm1mmから14cm7mm
高さ:1cm2mmから3cm