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正円寺経塚[しょうえんじきょうづか]
分類 | 史跡 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 大垣市静里町 |
所有者 | 正円寺 |
指定年月日 | 昭和32年12月19日 |
正円寺経塚は、正円寺本堂の南2.5mの位置にある。経塚の敷地は約4m2で、周囲は柵で囲まれ、その中に碑がある。碑は高さ70cm、台石の幅50cmである。
碑の南には、安永2年(1773)の年号がある加納氏先祖代々為菩提と称する石塔が建てられている。
碑面の文字は彫刻が浅く文字が判明しかねるところもある。幸い安永2年(1773)の石塔に同文の文字が彫られている。
碑石の面には
願主増栄
女施主宮道氏
如法経文治五季己酉
九月○○○○
勧進宗暁寺
同心緇素
とあり、書体、干支の記載の様子、その他から追銘でなく当時のものと断定して差し支えないと思われる。当寺は七峯山宗暁寺という旧名であり願主は増栄、施主は宮道氏、近郷の僧俗多数の人々の協力で、文治5年(1189)に築造したものであろう。