本文
条里跡[じょうりあと]
分類 | 史跡 |
---|---|
指定別 | 県 |
所在地 | 本巣郡北方町高屋大門脇外 |
所有者 | 北方町 |
指定年月日 | 昭和31年3月28日 |
条里制は、古代において、班田収授を円滑にするため実施された土地区画である。約109m四方の坪(一町にあたる)を基本単位として、六町(654m)四方を”里(り)”と呼称する。この区画において、位置は、例えば一条(里の横列)、一里(里の縦列)、一ノ坪(里内の番号)と示される。
本巣郡北方町地域は糸貫川東部の条里地帯で、特に旧生津村中山道以北の字馬場、高屋、柱本は坪割が整然としていた。縦横1町毎に道路、井溝が設けられており、各坪の境が明確であった。
昭和48年(1973)から土地区画整理事業が実施されたが、条里制のなごりがみられる。