本文
起渡船場石燈台[おこしとせんばいしとうだい]
分類 | 史跡 |
---|---|
指定別 | 県 |
所在地 | 羽島市正木町新井 |
所有者 | 新井区 |
指定年月日 | 昭和31年9月7日 |
起渡船場石燈台は、美濃路の起渡船場の遺構である。美濃路は、垂井宿の追分から中山道と分かれ、大垣宿、墨俣宿を経て、長良川、茶屋新田、西小熊、東小熊、坂井、直道、元町、須賀、大浦、新井(起川渡船場燈明)、起川渡船場を渡って起宿、萩原、稲葉、清洲、名古屋を経て宮の宿で東海道に出合った。この街道は中山道と東海道を接続する脇街道で、江戸時代の将軍の上洛、大名の参勤交代等公式の道中旅客の通行が頻繁であった。
木曽川右岸上に一基の燈明があり、これが「起渡船場石燈台」である。石製燈明台は火袋を欠失しているが、高さは3m位で中台に銘がある。