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日吉神社大神楽[ひよしじんじゃだいかぐら]
分類 | 重要無形民俗文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 郡上市八幡町島谷若宮 |
技芸団体 | 日吉神社大神楽芸能保存会 |
指定年月日 | 昭和55年7月22日 |
毎年、4月20・21日に郡上市八幡町の日吉神社に奉納される大神楽である。起源については、不明であるが、嘉永年間(1848〜1854)の『濃北一覧』の御鍬祭の項に、享和2年(1802)と文政11年(1828)の御鍬祭次第が記されて、その中に「両町より神楽獅子舞云々」とあるのは、当社と北町の岸剣神社の大神楽を指すようである。
獅子舞曲は、上獅子、牡獅子、牝獅子の3曲である。渡御曲は、最も多く用いる十二神楽、岡崎(帰りの曲)、岡崎くずし、ちやぶろい、こすずめ(大内入り以外は演奏されない。)の5曲である。
また、行列順と人数は次のとおりである。
露払い(1名)、幟(4名)、警護(2名)、天狗(1名)、出花(1名)、榊持ち(1名)、笛吹き(10名)、鼓打ち(10名小児)、舞子(3名小児)、獅子廻し(6名)、大幣振り(1名)、付太鼓(1名中児)、神楽堂荷役(4名)、市兵衛(1名)、おかめ(1名)、烏天狗(1名)