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鳳凰座村芝居付台本[ほうおうざむらしばいつけたりだいほん]

分類 重要有形民俗文化財
指定別
所在地 下呂市御厩野
所有者 鳳凰座歌舞伎保存会他
指定年月日 昭和47年7月12日

鳳凰座村芝居附台本

 もとは日枝神社の境内に、拝殿型の舞台があったが、文政10年(1827)に今の場所に移された。さらに明治17年(1884)に見物席を増築した。屋根は瓦葺き、妻入りで、建物全体では間口は18.2m、奥行24.5mの大規模なもの。舞台は間口14.5m、奥行7.3mで、以前は回り舞台であった。太夫座は上手に常設され、長さ11mの本・仮の2本の花道がある。楽屋は舞台裏に常設され、客席は平場と中二段の桟敷からなっている。鳳凰座は、村芝居(地芝居、買芝居ともに)が継続的に上演されていた。特に地芝居が昭和46年(1971)以来、5月1・2日の両日、御厩野区民をあげて大々的に上演されて現在に至っている。
鳳凰座に所蔵されている芝居の台本は下記のとおりである。

  • 安達ヶ原袖萩祭文の段(江戸時代)
  • 同(明治初年)
  • 二十四孝十種香の段(明治15年(1882))
  • 鎌倉三代記三浦内の段(明治40年(1907))
  • 伊賀越道中記沼津の段(明治42年(1909))
  • 蝶千鳥曽我物語(明治年間(1868〜1912))
  • 一条大蔵卿館の場(大正初年)
  • 御所桜弁慶の口書き(大正15年(1926))