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古川祭り屋台[ふるかわまつりやたい]
分類 | 重要有形民俗文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 飛騨市古川町9町内 |
所有者 | 古川祭保存会 |
指定年月日 | 昭和45年8月11日 |
現存する古川祭屋台9基は、起し太鼓で知られる飛騨市古川町気多若宮神社の例祭に曳き出される。
- 神楽台:明治16年(1883)に高山の一本杉白山神社から譲り受けたもの。
- 青龍台:謡曲「鶴亀」にあわせて福禄寿と唐子が動くからくり屋台。
- 白虎台:天保10年(1839)に竣工したもので、古川祭の屋台の中では最も古い。
- 清曜台:かつて扇子台と称し、三之町一円の所有であったが、上組の所有となり清曜台と改称。
- 麒麟台:下段前面の麒麟の彫り物、側面の龍と獅子の素木彫りなど多彩な彫刻が特徴。
- 龍笛台:初代は安永年間(1772〜1781)の製作とされるが現在のものは明治19年(1886)竣工。
- 三光台:かつて龍門台と称したが、日・月・星の三光にちなみ三光台と改称。
- 鳳凰台:明治24年(1891)廃台となり、大正6年(1917)に製作。屋根には大鳳凰を飾っている。
- 金亀台:天保12年(1841)の再建、明治30年(1897)及び大正15年(1926)の2回にわたり大修理を実施。