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祭礼やま[さいれいやま]
分類 | 重要有形民俗文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 美濃市 |
所有者 | 相生町自治会、新町自治会、泉町自治会、常盤町自治会、吉川町自治会、殿町自治会 |
指定年月日 | 昭和51年3月19日 |
この祭礼車山は、美濃市上条の八幡神社の祭礼(毎年4月15日)に曳かれるものである。
- 舟山車
明和9年(1772)に名古屋末広町から購入した。その後修理を行い人形を飾った。人形は神功皇后と武内宿祢[たけのうちのすくね]で後者は糸からくりで動かすことができる。 - 聖王車
明治年間(1868〜1912)に市内の港町から購入した。上段にあるからくりの聖王は、少し首を動かす。下段の唐子は表情豊かに踊る。 - 浦島車
天保13年(1842)の製作と推定される。明治年間に名古屋市下新町から購入した。上段には浦島太郎のからくり人形があり、タイを釣って喜び舞う。 - 靱車
明治年間に名古屋市富沢町から購入したもので6基の中で最大である。上段には大名、家来、猿回し及び猿の4体の人形があり、靱猿の故事を踊る。 - 布袋車
明治年間に市内の魚屋町から購入した。上段には大きな布袋の座像があり、わずかに首を振る。 - 三輪車
明治年間に岐阜市白木町から購入した。上段にある女性のからくり人形が謡曲「三輪」の一節にあわせて舞う。下段の童子が小鼓を打つ。