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タケウチエダシャク

タケウチエダシャク BistontakeuchiiMatsumura 情報不足
  チョウ目シャクガ科
選定理由 生息環境などからすると危険性が高いと判断されるが、現状についての情報が乏しく評価できない。 写真を拡大表示します
形態の特徴 翅を広げた長さ65〜71mmの大型の蛾である。翅は淡褐色で黒い筋状の紋がある。
生息環境 低山地から山地帯にかけて、サクラ類の自生する落葉広葉樹林に生息する。人為的なソメイヨシノの並木からも発生する。
生態 成虫は早春3月から出現し、雄成虫は夜間遅くなってから光に誘引される。幼虫はソメイヨシノで飼育できる。
分布状況 本州、四国、九州に分布する。隣県では愛知、長野に記録がある。県内では高山市、山県市、下呂市、関市や可児郡などに記録がある。 分布情報図を拡大表示します
危険要因 道路や工場の建設など、土地開発による里山環境の悪化があげられる。
保全対策  
特記事項  
参考文献
  • 矢崎充彦(2000)岐阜県でタケウチエダシャクを採集、誘蛾燈159:38
  • 近藤諭・田部達也(1984)岐阜県におけるタケウチエダシャクの記録、啓蟄5:19
  • 藤原麒一朗(1999)岐阜県におけるタケウチエダシャクの記録、啓蟄40:19
  • 高井泰(2002)タケウチエダシャクの岐阜県宮村からの記録、啓蟄45:49
  • 江川和志他(1964)美山に産する夜行性昆虫-蛾-,岐山高校研究紀要2:101-126

文責:宮野昭彦