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ゴマフツトガ

ゴマフツトガ Chilopulveratus(WilemanetSouth) 情報不足
  チョウ目ツトガ科
選定理由 生息環境などからすると危険性が高いと判断されるが、現状についての情報が乏しく評価できない。 写真を拡大表示します
形態の特徴 翅を広げた長さ19mm前後の蛾である。前翅は明るいワラ色で、暗灰色鱗を散布し、後翅は白い。前翅頂が鋭くとがる。
生息環境 河跡湖が残る河川敷や、低山地沿いに生息する。ヨシやススキなどの自生する明るい湿地に見られる。
生態 成虫は年1回、6〜7月に出現する。幼虫の食草は不明であるが、湿地を好む植物と思われる。
分布状況 本州、四国、沖縄本島に局地的に分布する。隣県では愛知、三重に記録がある。県内では岐阜市、笠松町、多治見市で確認されている。 分布情報図を拡大表示します
危険要因 道路や工場の建設など、土地開発による湿地環境の悪化、消滅などによる。
保全対策  
特記事項  
参考文献
  • 船越進太郎・尾藤成人(1989)ガ類、木曽川トンボ天国の自然、笠松町:71-87
  • 岐阜市衛生部環境保全課(2000)自然環境と保全(岐阜市自然環境実態調査報告)
  • 間野隆裕(1989)三重県北部の注目すべき蛾、蛾類通信152:24-26

文責:宮野昭彦