選定理由 |
生息環境などからすると危険性が高いと判断されるが、現状についての情報が乏しく評価できない。 |
|
形態の特徴 |
体長6〜8mmの小さなコメツキムシ。体は黒色で上翅に1対の黄色いすじがある。 |
生息環境 |
本種の確認記録が少ないためよくわからないが、いずれも採集されたのは自然度の高い森林である。 |
生態 |
採集例が少ないので、どのような生活をしているのかわかっていない。 |
分布状況 |
日本固有種。国内では本州(山梨県滑川温泉、富士山中腹、御座石鉱泉、鳳凰小屋)に分布。県内では高山市から確認記録がある。 |
|
危険要因 |
本種は自然度の高い森林に生息していると思われるので、こうした森林の大規模な伐採も一因と考えられる。 |
保全対策 |
|
特記事項 |
高山市産が福模式標本となっている。 |
参考文献 |
Kishii,T(2004)RevisionoftheSpecies-groupAmpeduskasugensis(Coleoptera:Elateridae)fromJapan,withDescriptionsofThreeNewSpecies.Ent.Rev.Japan.59:67-79 |