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肢体不自由児について
肢体不自由児とは手足・体幹に障がいのある子供のことです。
原因となりうる疾患はさまざまです。
当園では主に以下の疾患の治療や療育を行っています。
- 脳性麻痺
- 二分脊椎
- 先天性多発性関節拘縮症
- 先天性股関節脱臼
- ペルテス病
- 先天性内反足
- 四肢がい害・切断(先天性、外傷、火傷、腫瘍など)
- 脊髄損傷(外傷、腫瘍など)
- 若年性リウマチ
- 先天異常
- 脊髄性小児麻痺(ポリオ)
- 遺伝子異常(ダウン症など)
- 筋ジストロフィー
- その他
このうち脊髄性小児麻痺(ポリオ)はワクチンのおかげで現在ほとんど発生していません。
また、ダウン症などは知的障がいが主であり、筋ジストロフィーなどは進行性疾患ですので一般には肢体不自由児に含めません。
先天性股関節脱臼、ペルテス病、先天性内反足などは適切に治療をすれば日常生活に困るような障がいはほとんど残りません。
その他の疾患でも知的障がいが少なければいろいろな補助を受けることで自立を促せます。
私たちは肢体不自由児の自立に向けて手助けをしています。
所長徳山剛(整形外科)