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地下水の水質測定結果(平成17年度分)
概況調査及び定期モニタリング調査
(1)調査方法
概況調査は、事業場の立地状況、水道の地下水依存度を考慮し、県内を2kmメッシュ(岐阜市については2.5〜5kmメッシュ)で区切り、139メッシュを対象として(岐阜市29メッシュを含む)、メッシュの中から調査地点を1地点選定するメッシュ方式と、「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、その調査対象となる市町村(旧市町村区分を含む)から66地点を選定する市町村定点及び国土交通省中部地方整備局が実施する3地点の、合計208地点について調査を実施しました。
また、過去に汚染が判明した区域の41地点について、定期モニタリング調査を行いました。
(2)調査地域
<概況調査>
岐阜市(旧岐阜市、旧柳津町)、大垣市(旧大垣市、旧上石津町、旧墨俣町)、高山市(旧高山市、旧丹生川村、旧宮村、旧国府町)、多治見市(旧多治見市、旧笠原町)、関市(旧関市、旧洞戸村、旧武芸川町、旧武儀町、旧上之保村)、中津川市(旧中津川市、旧蛭川村)、美濃市、瑞浪市、羽島市、恵那市(旧恵那市)、美濃加茂市、土岐市、各務原市(旧各務原市、旧川島町)、可児市(旧可児市、旧兼山町)、山県市(旧高富町、旧伊自良村、旧美山町)、瑞穂市(旧穂積町、旧巣南町)、本巣市(旧本巣町、旧真正町、旧糸貫町)、飛騨市(旧古川町、旧神岡町)、郡上市(旧八幡町、旧大和町、旧白鳥町、旧美並村)、下呂市(旧萩原町、旧小坂町、旧下呂町、旧金山町)、海津市(旧海津町、旧平田町、旧南濃町)、岐南町、笠松町、北方町、養老町、垂井町、関ヶ原町、神戸町、輪之内町、安八町、揖斐川町(旧揖斐川町、旧谷汲村)大野町、池田町、坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、御嵩町、白川村
<定期モニタリング調査>
項目 | 調査地点 |
---|---|
砒素 | 大垣市、海津市(9地点) |
総水銀 | 多治見市(10地点) |
四塩化炭素 | 各務原市(2地点) |
トリクロロエチレン | 関市(5地点)、富加町 |
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 | 各務原市、中津川市、瑞浪市、恵那市(2地点)、美濃加茂市(2地点) |
ふっ素 | 多治見市、瑞浪市、土岐市(2地点)、郡上市、白川町 |
ほう素 | 郡上市 |
※下呂市、郡上市の2地点は重複
(3)調査時期
平成17年8月〜平成18年3月
(4)調査地点
概況調査 |
阜県:176地点 |
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モニタリング調査 | 岐阜県:41地点 |
(5)調査回数
メッシュ方式:年1回
市町村定点:年2回
(6)調査項目
<メッシュ方式>
カドミウム、全シアン、鉛、六価クロム、砒素、総水銀、アルキル水銀、PCB、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、四塩化炭素、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、1,1,1−トリクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、1,1−ジクロロエチレン、シス−1,2−ジクロロエチレン、1,3−ジクロロプロペン、チウラム、シマジン、チオベンカルブ、ベンゼン、セレン、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素、ふっ素、ほう素
<市町村定点>
原則としてトリクロロエチレン、テトラクロロエチレン(一部調査項目を変更して実施)