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木製黒塗供物台[もくせいくろぬりくもつだい]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 美濃市須原 |
所有者 | 洲原神社 |
指定年月日 | 昭和45年10月27日 |
3基の供物台は、同じ大きさで甲板径40.8cm、高さ36.1cm、底部径9.8cmである。正円形の甲板に杵形の脚をつけ、正円形の底板がつけられて、あたかも鼓を見るような面白い姿である。甲板縁廻りには、高さ3.0cmの縁がついている。大部分黒塗であるが、甲板の表面だけ朱塗とし、畳付きに朱漆をもって楷書体の銘文が記されている。
- 美濃国武儀郡
洲原
白山
寛文十庚戌稔極月十三日 - 美濃国武儀郡
洲原
白山
寛文十庚戌暦臘月十三日 - 美濃国武儀郡
洲原
白山
寛文十庚戌歳雪月十三日
寛文10年(1670)の制作で、3基とも破損箇所はない。