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刀[かたな]銘近江守源久道[めいおおみのかみみなもとのひさみち]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 岐阜市御手洗 |
所有者 | 岐阜護国神社 |
指定年月日 | 昭和52年3月11日 |
- 法量:長さ69.55cm、反り1.21cm先幅2.0cm中心[なかご]長さ21.0cm目くぎ穴1個
- 銘文:枝菊紋近江守源久道
- 形量:刀鎬造[しのぎづくり]
- 鍛 :杢目[もくめ]肌に板目流れこころになる
- 刃紋:乱れ丁字に尖[とが]り刃交る
- 帽子:三品[さんぴん]風に大丸で浅く返る
- 中心:鑢目[やすりめ]細かい勝手下り栗尻
この刀は、寛文新刀の山城鍛冶近江守源久道の作である。また、刀は寛文新刀の典型的な姿で、反り浅く、身巾広く、鎬造りで刃紋も高く焼き、豪壮な刀姿である。
なお、この刀は、刀箱に記された通り、鷹森中将により奉納されたものである。