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随神[ずいしん]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 高山市国府町木曽垣内(国府町郷土館) |
所有者 | 阿多由太神社 |
指定年月日 | 昭和45年8月11日 |
像高左:83.3cm右:74.8cm
像の傷みが甚だしいが、原形はおおむね推察することが出来る。これらの像の特徴は、頭全部を覆い幅も広い冠である。
各所に虫食いがあり、特に下半身のところは二体共甚だしい。持物[じゅもつ]である笏[しゃく]とか弓矢は全く失われている。この随神は永く本殿の両側の棚に飾られていたものであろう。制作年代は平安末期と考えられる。
随神は、現在郷土館に収蔵されている。