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大船神社本殿の彫刻[おおぶねじんじゃほんでんのちょうこく]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 恵那市上矢作町高井戸 |
所有者 | 大船神社 |
指定年月日 | 昭和37年2月12日 |
大船神社本殿の彫刻は、棟札によれば、安政3年(1856)本殿再建の時のものである。作者は、立川和四郎三代富重の作である。立川和四郎富棟が初代で、文化4年(1807)54才で死亡している。その子、和四郎富昌が2代で、安政3年(1856)75才で死亡している。富昌の子が3代和四郎富重である。
3代和四郎富重は弟専四郎と協力して立川彫刻の最も隆盛な時代を築いた。立川彫刻の題材としては、松、鷹、鳳、水鳥、波、雲、竜、唐獅子、牡丹、鶉、岩などが多い。
大船神社の彫刻は、本殿正面が、唐獅子、波、牡丹をくわえる唐獅子などである。脇障子は、雲の中の鳳、狂獅子などで写実的な表現である。