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オオチャイロハナムグリ_20452
オオチャイロハナムグリ | OsmodermaopicumLewis | 準絶滅危惧 |
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(環境省:準絶滅危惧) | コウチュウ目コガネムシ科 |
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選定理由 | 分布域の一部において生息条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 | |
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形態の特徴 | 体長22〜23mm前後の甲虫。ハナムグリ類の中では最大。体は光沢のある黒褐色で、紫銅色の光沢があることが多い。 | |
生息環境 | 山地帯のブナ林など落葉広葉樹林に生息。 | |
生態 | 成虫は7〜8月に出現する。樹洞、立ち枯れ木中などで生活し、昼間樹洞から出て樹林中を飛んでいるが、他のハナムグリと異なり花に集まることはない。幼虫は地中の腐植土中で生活する。 | |
分布状況 | 日本固有種。本州、四国、九州、屋久島に分布。県内では飛騨地方の神岡町、白川村、上宝村、高根村、国府町、美濃地方の大和町などに確認記録がある。 | ![]() |
減少要因 | 本種はブナ林など落葉広葉樹林で樹洞を生活の場として生息しているが、こうした樹林が減少している。 | |
保全対策 | 樹洞が形成されるような大径木のあるブナなど自然林は可能な限り現状保全するよう配慮が望まれる。 | |
特記事項 |