本文
ハイイロマメシジミ_20351
ハイイロマメシジミ | PisidiumcinereumAlder | 情報不足 |
---|
マルスダレガイ目マメシジミ科 |
形態の特徴 | 殻の幅5mm程度の微少な淡水産二枚貝。殻の色は淡灰色。 | |
---|---|---|
生息環境 | 北方系の種で亜高山帯の湿原や池沼に生息する。 | |
生態 | 水域の底泥に潜って生活している。 | |
分布状況 | 我が国では北海道、栃木県などで確認されている。県内では1996年に飛騨地方丹生川村の大丹生池で確認された記録があるのみである。 | |
危険要因 | 山地の池沼に生息するため、生息環境は隔離された条件下にある。従って、環境が一度悪化すると復元は困難である。 | |
特記事項 | 山地の池沼は、水生貝類の調査があまり行われていないのが現状であり不明点が多い。また、マメシジミ類(Pisidium属)は我が国で20種程度の種類が報告されているが、形態的分類が極めて困難な種群とされる。 |